山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

ロットウエルの不思議

ホーエンツォレルン城にとって返して、観光売店のおばさんに事情を話して、無くしたカメラがもしや出てきたらと住所氏名を書き記し、ドイツの良心を信じることにした。
一路コンスタンツを目指してアウト・バーンを160キロでぶっ飛ばす。
途中立ち寄った町・ロットウエルの素晴らしかったこと。
この街はまさにドイツ中世の庶民の町と言える。荘厳な教会の伽藍も、高く聳えるお城もない。まるで中世の町がタイムスリップして突如現れたかのような町並み。
写真のこの大通りを何度往復したことだろう。
街の案内にも、中世の佇まいを大切にしている旨が記されていた。
ウインドウショッピングをして、目についたこの地方独特の、小学生用のランドセルを買った。初孫にプレゼントすることにした。
そんなおとぎ話の町をもう少し詳しく知ろうと、今夜検索してみるに、どこを探してもロットウエルという言葉さえ出てこない。
あれほど徹底して中世の町並みを大切にしている町の記述がない。いったいどうしたことなんだろうか。
まるで狐につままれた心地でいます。
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