山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

年に一度は須磨・花月

須磨という地名の起りは「隅・すみ」とのことで、ロープウエーを見上げる位置にある花月は、隠れ宿のような雰囲気。といっても1939年神戸市の迎賓館として建てられ、スイスの山荘をイメージしたと言うから、ご覧の様に、ハイカラな設えになっている。 …

いろは丸売買契約書発見

いろは丸関連をもう一件。 竜馬の「いろは丸」契約書発見 瀬戸内で沈没 坂本竜馬が瀬戸内海で乗船中に衝突して沈没した蒸気船「いろは丸」を、大洲藩が購入した際のポルトガル語の契約書が見つかり、愛媛県大洲市が23日、内容を翻訳して発表した。 これま…

いろは丸絵図発見か

読売新聞の記事コピー 発表によると、いろは丸と見られる絵図は、幕末の1844~68年に佐賀藩士が長崎港に入港した艦船などをつづった記録誌「白帆注進外国船出入注進」(鍋島報效会所蔵)に掲載されていた。絵図には、「十月二十四日 深堀亀ヶ崎出船」…

津野興亡史・第1章流星何処より来る

今からおよそ1千年の昔、世の中は泰平の瑞雲たなびくと賞された醍醐天皇の御代。延喜13年3月3日、都は春酣の桃の祝いに色めき立って、君恩のますますの深さに感じ入る。土佐の片田舎にさえ今日ばかりは、戸島も眠るが如く、入江の波も、千代の譜を讃えて、…

誓願成就・2部復帰

淡水サッカー80年の歴史の中でも、今ほど現役とOBがここまで盛り上がって良いポジションにある時を知らない。 総会に参集するのは商大スリートップ85歳から新人一年生18歳。なんと77歳の歳の差を越えて淡水サッカーでの絆を確かめ合う。 岡本長老は次にはス…

エンドレスメモリーをご存じないか

中学3年の卒業旅行で初めてカメラコニカⅡBwo買ってもらった。 その時、確か井上カメラの本田カメラ名人に露出計のアイディを尋ねたところ、そんなもの有るかいな、要は勘を磨くことやと一蹴された。 なんと、その後、3年足らずで露出計が発売された。 伝言…

2010年度淡水サッカー総会開催

梅雨明けの真っ青な晴天の下、G47-52回の精鋭で編成されたOBチームと現役とのマッチ。20分3本で開始。 OBの中には、去年ザンザンぶりのOB戦でぺナルティキックを得て生涯初めてのゴールを決めたG28回足立紘一の姿もまぎれていた。御年56歳なり。 グランドに…

神戸大学附属明石中学校消滅②

その半生を附属中に捧げられた副校長中島幸男先生は引退され姫路市飾西にお住まいでありましたが、中学を住吉に統合する案には反対の意見を持っておられた。 そもそも明石附属小学校は1904年兵庫県明石女子師範学校附属小学校として開校しており、中学は昭…

神戸大附属明石中学校消滅①

明石の街で附属へ行ってますと言えばちょっとしたステータスで、私が小学生の頃の附属と言ったら完全なお坊ちゃんお譲さま学校で、未だに喫茶店・水商売の我々兄妹3人が揃って入学できたのが信じられない。 どうやら、いろいろと裏があったようで、走り回っ…

世論調査・出口調査・視聴率

上記した3つのお題目。世の中の情勢を分析する上で金科玉条の如く崇められる社会リサーチツール。 菅政権への支持率の如き、うまうまとマスメディア誘導に従って、思うつぼの上がったり下がったり。 ところで、私自身この手の調査なるものに巡り合った試し…

慎太郎の笑顔

今朝の日経に中岡慎太郎の笑顔の原板発見のニュースがあった。 そういえば幕末の古写真いろいろあれど、笑顔で写っている写真は殆どと言っていいぐらい見かけた事がない。 その中で、慎太郎のこの笑顔は実に自然で気取りなど一切ありません。 日本最初の笑…

不思議な親父繋がり・薗田憲一とデキシ―キングス

もうターヤンの葬送から一週間が経つ。 我がブログで伊藤隆文の諸事を書き綴ったことをきっかけに、懐かしいPIANO・中川宗和氏の二男さん・宗城君から親父の話を聞きたい旨のメールを頂き、ヘンリーのオーナーボーカル・石井順子さんのお世話で7月2日に明石…

長崎の奇々怪々

いよいよ長崎市民が指折り数えていた龍馬伝・長崎編が始まった。 途端に龍馬がグラバーの元に押し掛け、イギリスはフランスの幕府取り込みに対抗して日本上陸作戦を立てているとか。15000の兵を大坂に上陸させ京都の玉を抑えれば1日にして日本を落とせるら…

罪は龍馬に有り

庫山堂さんのご指摘どうり、龍馬の妻お龍と世帯を持った西村松兵衛がどういう経緯でお龍と知り合ったか枯らして寺田屋時代からの知り合いであったとか、海舟の世話で勤めていた神奈川宿「田中屋」の仲居時代に知りあったとか、どうもハッキリしない。 この…

光秀と菅の三日天下

歴史は繰り返すのか。 この度の菅・奇兵隊内閣のお気楽さかげんはあの敵は本能寺にありの光秀の信長を討ち取った際の気楽さ・無計画さと相通じるものが有りはしないか。 信長を討った後、3日間もの間、有効なアフター信長のための手が打たれた形跡が無い。 …

We miss you so ・Do You Know What it Means to Miss Neworlins

今夜も啓三より動員がかかる。広瀬君を誘ってポチへ。 私はヘタなトロンボーンを永年吹いてはきたが、井の中の蛙他のJAZZ事情を知らず、また勉強せず、ターヤン(伊藤隆文)ワールドにドップリ浸っていただけで、今夜のトランペット・唐口一之氏についても…

日本振興銀行と商工ファンドの闇

小泉内閣の竹中平蔵元金融担当相のブレーンとして不良債権処理を進めて一躍時代の寵児と持て囃されたき村剛日本振興銀行前会長が逮捕された。 その疑いは業務用電子メールを削除して金融庁の検査を妨害したとされている。 この検査忌避は木村が竹中のブレー…

殺処分

TVでは宮崎の口蹄疫対策を巡って東国原知事と山川農水大臣の対立が注目を集めている。 結局は国から県へ殺処分命令が出て、県が抵抗した場合は国が処分を強行する事になるそうだ。 両者がテーブルを挟んで睨み合っている場面が流されていた。 まあ山田大臣…

ぶつ飛び ブラス・レドイヨ

別れがあれば出会いもある。 我がJAZZ人生の師匠たる伊藤隆文をなくしたその夜。 何かの巡り合わせのように、中学生の頃コンサート「トランペット・メルヘン」で伊藤隆文他4人の明石が生んだ名トランぺッターの演奏に魅せられてJAZZ界へ身を投じたクレイジ…

喝とハレルヤ

朝から雨模様。ターヤンの死を悼む涙雨なのか。 明石・大蔵谷の式場。ここは葬祭場という迷惑設備が嫌われる中、町内会から町内の高齢化を見据えて、小規模で良いから是非式場を作って欲しいと言う要請で出来上がった稀有の葬祭場。 そんなこじんまりとした…

哀悼・師匠伊藤隆文

2週間ほど前だったか、新居浜にいる南野某より師匠どうしてるとの電話が入っていた。 その前には、亡きPIANO中川宗和氏のご子息から我がホームページの記事を見て親父の事をもっと知りたいとの書き込みがあり、それには親父さんの相棒だった伊藤隆文さんに…

南北戦争と戊辰戦争

度々戊辰戦争には南北戦争で製造超過となって余りかえった武器・小銃類が使われたと記してきた。 昨夜見た映画「グローリー」はその南北戦争で黒人だけで編成されたマサチユ―セッツ54連隊の奮戦の物語だった。 農奴以下の奴隷として扱われていた黒人を兵…

私的サッカー事情今昔

自分の体験として、まずサッカー今昔を語れる歳になったことに驚く。 齢68歳、今更ながら、サッカーのことになると人が変わると弘子ちゃんが言います。 今までの人生で心おどったことの1つがサッカーの練習に早く加わろうとするときの高ぶり、もう1つがブ…

龍馬街道後記・戸次川古戦場

龍馬街道と名付けて佐賀関に上陸。その夜の宿を別府温泉にとるべく別府湾岸を走行中、確かこの辺りに我が津野一族最後の津野親忠の悲惨な最期を招いた原因となる戸次川古戦場があるはずと、川を渡るごとに川の名前を確かめた。 結局、新日鉄大分製鉄所が面…

龍馬街道⑰佐世保JAZZ事情

五島列島の海鮮を堪能したからには、片岡師匠の話にある戦後日本のJAZZの揺籃の地であった佐世保のJAZZ事情が気になるところ。 先ほど駅の観光案内書で頂いたJAZZSPOTマップを改めて覗いてみる。 あいにく火曜日のライブはどこにもなかった。そのうえ米兵の…

龍馬街道⑯佐世保・海の幸ー名店ささいずみ

長崎では十分龍馬の足跡を辿り、その息遣いまで感じる。丸山の遊郭の街かどで社中の白袴とすれ違った想いだ。おみやげも買いました。さあ帰ろうかとなって、素直に帰れないのが我が夫婦の性と言える。 明石の生んだ4人のJAZZトランぺッターの一人。片岡学師…

突っ込み龍馬伝④武市半平太切腹前後

NHK大河ドラマの夢想癖は今に始まったことではないことは承知。新撰組では近藤勇と龍馬がマブダチだった。 今迄の龍馬伝のストーリーの中でいろいろ突っ込み処があったものの、大人げない振る舞いはあえて止めていたが、今日の龍馬伝に至ってもう辛抱もこれ…

ワールドカップ・アルゼンチンとパラグアイ

今3日午前3時30分ちょうどスペインVSパラグアイ戦がキックオフしたところ。 まだアルゼンチンがドイツに完敗した衝撃を引きずっている。 常に強者が勝とは限らないのがサッカーの面白さ。 それにしても4-0の完敗を喰らったアルゼンチンの茫然自失。全く…

長崎街道⑮長崎名物

亀山社中から街中へと下る。龍馬さんばかりの旅ながら、そこはやはりご当地の名物・名所も確りと確かめる。 特に10余橋ある眼鏡橋一帯は400年になんなんとする今も変わらぬ佇まいを見せ、龍馬さんもこの橋のどれか、いやどれも渡ったに違いありません。思…

釜本邦茂のお気楽

釜本邦茂と言えば言わずと知れた日本を代表するサッカーの名ストライカ―であります。 メキシコ五輪での銅メダル獲得の立役者。敵陣に居座ってシュートを虎視眈々と狙う。 一旦足を振り抜けば如何な堅陣ゴールもぶち抜いてしまう。 味方にすればなんと心強い…