山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

人生の選択・就職活動

昭和40年正月から練習は益々厳しさを増してゆく中、4回生となった段階で人生の選択・就職活動にも励まなければならない。当時確か就職活動解禁は7月ころではなかったかな。世の中の景気はといえば、前年までの就職売り手市場であったのが、3月6日の山…

OB吹奏楽団1年間お休み・サッカー命の日々始まる

昭和39年の秋、OB吹奏楽団は高松大会で3年連続優勝をとげる。一方サッカーは関西学生リーグ2部で一挙に優勝を狙うものの果たせず、4か5位におわったのではなかったか。その頃の関西学生リーグは1・2・3・4部ABとあり、各部は6校編成で、2部の4…

昭和39年・第12回全日本吹奏楽コンクール優勝

何とか関門の虎口を脱して辿りついた3年生。経営学科・栗田ゼミ。ドイツ語の後遺症で独語2年は履修してなんとか3年生のうちに取得しておかないとまた大変なことになる。とりあえずは出席だけはするようになりました。鈴木先生も心得たもので、またまた竹…

矢頭徳樹淡水サッカー会長急逝の報

全く予想だにしなかった一報が水野君からの電話がもたらした。一瞬何のことを言ってるのか、理解を超えた衝撃的連絡でした。「矢頭が昨日亡くなった。」・・水野お前何言ってんだと叫びたくなるのをかろうじて抑えて、次の言葉を待った。原因は肺血栓であっ…

ドイツ語アレルギーと関門

サッカーとOB吹奏楽団と弘子ちゃんとのデートに明け暮れた2年間。学業の方は浪人時代に培った教養力でろくに授業に出なくとも優を取ることができていた。おまけにサッカー部に代々伝わるノートがあって、授業科目の教授の最近5年間の試験問題まで付けて…

プレーヤー群像

(トロンボーン左端 弘子ちゃんは前列右から3人目 指揮 青山正) 名古屋・室蘭・岐阜と優勝を重ねるためには、優れた指導者の元、これでもかという程の練習を行わなければ出来るもんではありません。また40余名が一団となってのチームワークも欠かせませ…

昭和38年・第11回全日本吹奏楽コンクール優勝

(出番を待つ弘子ちゃん) この年、明石高校OB吹奏楽団としては、OBメンバーだけでの編成でコンクールに臨んだ。私の方は会場が岐阜ということで、辛うじてリーグ戦とのバッティングを回避できての参加となった。そのころのサッカー部の状況は、昭和29…

昭和37年・第10回全日本吹奏楽コンクール優勝

神戸商大1年生のサッカー部員がリーグ戦の最中に、戦列を抜け出すという、いま考えるとトンデモナイことが出来たのは、一重に小林主将の理解と、私がいなくともそう戦力に影響ないためでした。北海道は室蘭までといえば、往復だけでも丸3日。コンクール当…

成相山駆け降りて雪舟庵

西国三十三霊場二十八番札所・成相山成相寺「波の音 松の響きも 成相の 風吹き渡す 天の橋立」 二十九番松尾寺を先にお参りして、再び高速道に戻り、天の橋立ICへと急ぐ。約九十分で成相山登り口に到着した。なんとか納経できる時刻に間に合った。R176…

四国霊場八十八ヶ所順拝と西国三十三霊場参り

突然ですがお寺参りの話。平成十六年十一月六日、現国会議員高知1区選出の福井照議員の父君・福井潤氏に高知の物件を紹介するから、一度見においでと誘われたのがきっかけで、高知へ行こうとなった。そのころ長男の第2子、次男の第1子を無事授かるように…

土佐の大作曲家・弘田龍太郎

来る11月9日神戸ポートピアホテル大輪田の間で開催される高知県人会近畿連合会総会のアトラクションにお願いした男声合唱団シルバーボイス(結団19年目)演奏曲目について、当会須藤淳会長より弘田龍太郎の童謡を取り上げてくれるよう強い注文が出た。この合…

龍馬さんを語る難しさ・『龍馬甲子園』構想スタート

今日(2008.9.18)、神戸商業高校70回の同窓生の面々が月一回参集されている七星会の例会に呼び出される。神戸商大の直接の先輩でもあるN氏とパソコンの師匠であるK氏の申しつけとあれば何を置いてもかけつけなければ。 その申しつけは龍馬さん…

ラッパとサッカー①

2008.8.7の項で高校の担任・住田先生と音楽部顧問・有永先生に遅まきながらの合格報告にいった際弘子ちゃんとの、トリッキーな出会いがあったことは記述しています。まあこれがきっかけで以後47年に及ぶお付き合いが始まろうなんて。いまにして、…

2年遅れの大学デビユー

1月15日を期して受験勉強再開。ただちに明石高校3年時担任の住田圭司先生にどっさり内申書を書いていただかねば。特にこの年は、記念受験を兼ねて慶応経・商、早稲田政経・商も受けるつもりで、地元の関西学院経・商(なんのこっちゃ)をいれると10通…

浪人の身で出場・第9回全日本吹奏楽コンクール東京大会

トロンボーンという楽器はある意味便利な楽器で、男性のテナーと同じ音域であることから、かなり間が開いても、一週間程度の練習で、唇の感覚は戻ってくる。浪人1.5年の憂さも垢も狂ったことも忘れてトロンボーンにかじりついた。前年不参加だっただけに…

音楽生活1年6ヶ月の空白

関学・商学部にいけば良いものを、なぜか頑張って、親父の再三、入学金を入れようかとの念押しも振り切り、一浪して、再度商大受験をすることとなった。そうなれば、早速予備校に通わねばということで、そのころ灘高・神戸・兵庫・長田高の浪人生が殺到し、…

浪人時代突入

明石高校の3年間、伝統ある音楽部の黄金時代の始まりに遭遇するという幸運にめぐまれた時代を享受した。 それまで練習に明け暮れていた生活が一変、受験勉強を本格的に否応なく始める。と同時に長年ラッパを吹き続ける生活から、まったく吹かない生活に転換…

高3・現役関西大会3位

OB一般の部に出場しながら、現役高校生の部にも出場し、4位・3位と順位をあげていた。OBも設立3年目を迎え、メンバーもそこそこ揃うようになってきた。そこで我々3年生時は、高校生の部に的を絞って出場することとなった。当時関西大会高校の部は天理…

初優勝・凱旋パレード・テレビ出演

世の中、1位と2位でこんなに扱い・注目度が違うのか。そのことをつくづく実感させられたのが、高校2年時、全日本吹奏楽コンクール名古屋大会(昭和33年・1958年11月30日)での優勝であります。このときの有永先生は、自由曲にドイツ・グランドマーチ「ツエ…

いやあ歳だね

このごろの傾向は物事に関して、ほんとALL OR NOTHING であるということ。といってもこの言葉の本来の意味ではなくて、あることを覚えているか、いないかという時に、若い頃なら前後の脈絡から気がついて思い出すという作業が容易にできていたの…

全国2位・ギャルドとデイナー

一年になった秋にははや全日本吹奏楽コンクール東京大会・両国体育館に連れて行ってもらうことになりました。まさにその時、そこに居合わせただけでの好運であります。流行りのトレンチコートを張り込んでもらって勇躍東京へと向かう。さて何でいったやら、…

名勝・鹿ヶ壺

先日も須磨浦公園の出かけて須磨浦ロープウエイの真下にある料亭「花月」でレトロな雰囲気のなかで、リーゾナブルでなお美味な神戸牛会席を頂いたりして、近場で楽しむのも悪くないとの結論に達した。今日も(9月7日)昼前に思い立って森林浴がしたくなり、…

時代の子・両国国技館 全国2位

先日より神戸商大サッカー部のOB対談を開始。といっても学部1回殿村氏とお話をしただけだが、その際頂いた資料の整理だけでも大変なことになっております。というのも、ただ単なる記録として整理すれば簡単な話ながら、いちいちその資料を吟味賞味して尽きる…

案内文小文復刻⑫最終回

第228回昭和39年6月21日(日) 場所明石デパート4階中集会室 クラッシックステレオコンサート ホタルを素手でとらえた腕白は テのひらを 汗ばむくらいにぎりしめ 時々、指のスキマから 光るお尻をのぞいて ホッと安心のため息をつく 幸福(しあわせ)が手の…

案内状小文復刻⑪

第218 回ステレオクラッシックコンサート 昭和38年4月19日(金)PM6:30 場所 さんよう喫茶 雪柳こそ花の花 忘れ去った筈の於面影を 我知らず よく似たる人の面に求めている自分に気づいた時・・・ 桜は眩しい限りです 其のホロ苦い味・・・闇に頷く…

案内文小文復刻⑨

第217回 時 昭和38年3月15日(金)PM6:30 所 さんよう喫茶 波間に揺らめく極楽丸の燈明 儚いものです 潮に乗って 唯唯 あてどもない船出 風の悪戯で船首が岸へ向くのを見てさえ 佛が別れを告げていると涙ぐむのも人情 三月の海の底のある冷たさ…

THE PLATTERS 神戸国際会館公演1963.1.10

和38年(1963年)1月10日、神戸国際会館でのプラターズを弘子ちゃんと聴きに行った。思えばこれが弘子ちゃんとの初デートとなる。爾来実に45年のお付き合いが始まった訳だ。 2浪してやっと商大にもぐりこんだ報告に、音楽部顧問・有永正人先生を母校に訪ね…

案内状小文復刻⑨

第216回さんようクラッシックステレオコンサート 昭和38年2月17日(日)明石デパート4階中集会所 雪の結晶、清純、純白、EINZAMのみっちゃん、積るかな、息の白さ、 身体のぬくみ、冬、冷やかなまなざし、凍った心、やさしさ・・・忘れた? 憎悪、…

天職・企業立地

今日本業の不動産仲介でこの4ヶ月かかりっきりになっていた案件の山を越した。商大の後輩I君(G39)との初の共同仲介であります。ことの経緯は企業秘密で、多くは語れないけれど、もともと銀行マンのI君にとっては、買い客への気の使いようは尋常にあ…

龍馬検定花盛り・龍馬甲子園宣言

我がブロクグも浮世とやらに無関心では済まされない。9月1日pm9:30福田総理の総辞職宣言でTVはどの局も臨時番組で大童。しかし安部・福田と続いての政権投げ出し。会見の表情・顔つきを拝見するだに、日本人も柔くなったもんだと感心せずにいられない。…