山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

ひとり手品・ボケの始め

 昨日のこと、案件決済の最後の詰めを終えて長田・東尻池交差点北西角にある手打ちうどん・葵でてんぷらうどんとおにぎりを頂いて、ああ美味しかった御馳走様と店をあとにする。食事をしながらも、明日の手順についての箇条書を点検する。車に乗ろうとしたとき、別件の打ち合わせ依頼の電話が入った。今どこと問うと、なんと2号線を長田方向に向かっているところだと。なんじゃそりゃということで、交差点向かいの 喫茶OTAFUKUで待ち合わせる。その際も確かに手順書は片手に持っておりました。
この打ち合わせは気楽なもので、別に特記しておく内容でもなく15分程度で終わった。
上着を後席に投げてあとは明石を目指す。
ところが事務所に帰ってかの手順書を探してみるに見つからない。
御叮嚀にOTAFUKUに電話を入れて、忘れものはなかったか念を押す始末。返事は勿論、ありません。
しかたがなく、もう一度手順書をプリントアウトして今日の決済に臨んだ。
電車で出かけての帰り、もしかしてと車の中を見回すがやはり見つからない。
そこで、もしかしてとサンバイザーに挟んでいるメモようのレポート用紙を引っ張りだしてみると、なんとあの手配書がありました。
十分注意しながら行動しているつもりが、なんと自分を自分で惑わすひとり手品を演じていたわけだ。
いまだに、どのタイミングでそこへ突っ込んだのか思い出せません。
この数年、うっかりを通り越してのポカをやらかすこともないではないが、その特徴は、すっぽり記憶が抜け去ってのこと。おしげ婆さんが、度々から風呂を焚いてその言い訳に「コロッと忘れてた」が口癖だったが、それを聞いた我々は、そんなことはねえだろうと一笑に付していた。ところが、それがこの頃わが身に起こりだしました。