山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

樽見の大桜

 桜狂いもここまでくればお許しいただけるのではないかな。
土曜日は兵庫県養父市大矢町の樽見の大桜を拝見に。
播但道を朝来icで下りて、県道70号を養父方面に向かって走る。
この県道沿いがまた良い。途中香寺のあたりの桜並木に感嘆したが、このあたりはもっと自然の桜があちこち。
特に紅白の枝垂れを見つけた時は思わず通り過ぎた車をバックしてまでして仰ぎ見る。
内山町にさしかかったところで、「うちやまそば」の看板を見て山上のお店に駆け上がる。
営農組合の営業で、70-80歳と思しき婆さんが5-6人でおそばの単品と定食、それもカケとザルというメニュー。
定食を頼むと炊き込みご飯と山菜のてんぷらが付いて来た。
この山菜のてんぷらが抜群で、それぞれに味わいが異なった。
婆さんに尋ねて分かった「しいしだんじ」という山菜は虎杖(いたどり)の一種らしく、かなり酸っぱい味がして、山菜らしからぬ味わいだった。おそばも美味しいこと。

お目当ての樽見の桜は山上にあって、麓から車で車で大混雑。しかし、幸運にも登山口のすぐそばまで一気にに辿り着いた。そこからは瓦礫道を400メートル20分。
青空にも恵まれて樹齢1000年のエゾヒガンサクラがその姿を現した。
さすがに花付きに衰えが見えるとのことだが、我々には大迫力。その大きさ、美しさに圧倒された。
周りを囲む人々も言葉少なくじっと見つめるばかりだつた。
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