内閣不信任案採決でとんだ茶番劇を見せつけられる事になった。独り与党側で賛成票を投じた松木けんこう議員が曳かれ者のように会場から連れ去られる姿が何故か痛々しい。
前夜まで与党から不信任賛成に回ると思われる人数７１人を上回ると報じられていた情勢が、民主党議員総会での菅首相退任を匂わせる発言と、その言葉を引き取っての鳩山氏の一転反対に回る発言により造反不発となった。またまた鳩害爆発。何と局面ボヤカシの名人で有ることか。
原口ラグビーボールも早速前言を翻し恬として恥じるところなし。ある意味強かで立派だな。
巷間の話しはこの大震災の被災者を放置してのこの政局は何事かとの憤懣が渦巻いているが、この田舎芝居を見せられて、実はこの国の政治はとっくの昔にメルトダウンしていて、そのまき散らした汚染は人心に深く入り込み、この大震災が引き起こした災害に対する対策を大人災にまで拡散させ、原発に至っては政産癒着の果ての大災厄。国民全員がすでに被災者であったことに何故気がつかないのか。
東日本大震災転じて日本大人災。
