山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

前期最終節 近畿福祉大戦 現役報告

OB諸兄殿
平成23年6月26(日)に行われました関西学生サッカーリーグ3部Cブロック第9節の試合結果をご報告致します。
vs近畿福祉大学
兵庫教育大学
結果:兵庫県立大学神戸6−0兵庫教育大学


   ■GK:大屋
   ■DF:上原・小笠・竹内・鶴川
   ■MF:西・坂本・米田・原口→福田・松下→仲野
   ■FW:金

前節での神大戦の負けからどれだけ修正できたかが注目の前期最終節。

前半
9分にキーパーの虚をついての坂本のロングシュート、惜しくもバー上。22分松下、鶴川とつなぎ金シュート。が、これも枠をとらえられない。直後24分金、原口、西と三人で崩し西のゴール。比較的早く点をとることができて優勢に試合を展開する兵庫県立大学。立て続けに26分竹内のクロスボールがまさかの直接ゴールに吸い込まれた。運も見方して試合は完全に兵庫県立大学ペースで動く。依然攻め続ける兵庫県立大学は40分、42分に坂本、金がゴールを狙いにいくがキーパーのナイスセーブなどに阻まれた。攻め続けながらも点が取れずもやもやしはじめた頃、43分米田のコーナーキックから竹内の頭からゴールが生まれた。このままおわるかと思った前半終了間際44分金のシュートをキーパーがはじいたところを竹内がつめて4点目。竹内が見事なハットトリック達成。

後半
原口に変わって福田を投入。
6分西、福田、坂本とつないで坂本のシュートまたもやバー上。8分福田左サイドから持ち込んでシュートを放つも枠外。13分接触プレーで痛んだ松下は出場機会に恵まれず苦しんでいた仲野と交代。仲野が入りリズムがかわり前半同様攻め続ける兵庫県立大学。18分金、20分米田、21分福田がシュートを放つも得点を奪えない。しかし、いつもとは違い中央と両サイドから攻め分けることができていていい状態で試合を支配していた。23分、27分と再三右サイドから米田がチャンスを演出するも得点に繋がらない。29分竹内、福田の綺麗なワンツーから竹内のクロスを金落ち着いてフィニッシュ。今までで一番連動し、かつ、いい形の攻め方だった。30分西シュート惜しくも入らず。31分気が緩んだところを狙われ、鶴川がファールでとめるもいらないカードをもらう。だが、その後は落ち着いてゲームを進める兵庫県立大学。32分金のラストパスから仲野キーパーと1対1わずかに外してしまう。35分米田がシュートをうつもキーパーセーブ。後半ロスタイムに入ってからも攻め続け、試合終了間際右からのFKに金が合わせて6-0で試合終了。

大阪市立大学神戸大学と二試合とも課題が多く残る試合となったが、今回いくつか修正できていた。攻撃の面では、少ないタッチ数でパスを回していき、いい状態の向きの選手を簡単に使っていくことができいい形が何度か見られた。フィニッシュの精度をあげていき、さらに得点力を求めたい。守備面では、後半に一度裏を完全にとられた場面やビルドアップでの雑なパスミスをかっさらわれた場面がやはり課題として残った。防げる点を確実に防いでいくことが強いチームに繫がるので修正しなければならない。しかし、失点0で押さえ込んだのは相手が格下とはいえディフェンスの安定に繫がるだろう。今夏いい調整をして、試合では最悪でも引き分けという気持ちをもって後期を迎えたい。


経営学部 事業創造学科 二回生 喜田壮士

今回試合に駆けつけて下さったOB様、岡本様、遊上様、誠にありがとうございました。