山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

野田内閣短命なり

組閣後早速バカな大臣発言とメデイアが一斉に鉢呂ちゃんの死の町発言を書き立てる。放射能を分けてやると記者連中に防護服を擦り付けたのは行き過ぎだが、誰もが抱く死の町との正直な印象を、かくも仰々しく取り上げて良いんだろうか・
日本はタブー社会もいいとこで、禁句とされる固有名詞はわんさかあって、アナウンサーが最初に叩き込まれるのはこのタブー・禁句辞典の暗記だそうだ。
昨夜のドラマ・砂の器でも、原作では確かレプラに罹った親子の設定のはずが、一家惨殺者容疑の親子となっていた。ライ病など口を裂かれても言えない言葉で、人殺しならTVの日常茶飯事で、これで飯を食っているようなものか。
そして、いま最もタブー視されるのがフクシマ・放射能汚染の言葉でしょう。

この日本は何の因果か、2度も原爆を見舞われた末、今度は自分自身の手で半分原爆を落としてしまった。猛烈な爆発こそ無かったものの、今後数十年、数百年単位での放射能残置に見舞われ、想像を絶する除染費を強いられる。
この明々白々な事実を何故明らかにしようとしないのか。マーク1型福島原発一号機導入時から埋め込まれたこの致命的な欠陥のもたらした結果に、我々は身震いする。
確かに原発周辺3K地帯はチェルノブイリ以上に汚染され、死の町と化してしまった。
この状況を正直に口にしたばかりに、鉢呂さん一貫のおわりとなりました。

早速、大臣の首のすげ替えが行われて小康を見せたが、組閣メンバーの面々の内でも、これは何かの間違いじゃあないかと思われるのが山岡国家公安委員長だ。
その身辺はまことに騒がしく、スキャンダルのデパートであるらしい。
拉致問題も担当と言うことで被害者家族の会の人々が、なんで山岡なのと絶句した。
公安に金玉を握られた男に一体何お期待し、何が出来るというのか。
派閥均衡、小沢氏にも気を使った人事が、山岡と言う時限爆弾を抱えたようなものだ。
もうすぐ、各メディアの身体検査が進むにつれ、いよいよ山岡時限爆弾が爆発する。
あるいは、時を待たず、問題発言・行為で自爆に至るかも。