山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

第6回龍馬甲子園2010「龍馬さんへの手紙ー一筆啓上仕候」小学生の部最優秀作品です

ノミネート(3)浦臼小学校 6 年 山越拓也
はじめまして、私は北海道の中心部の浦臼町と言う町の浦臼小学校からこの手紙を書いています。
竜馬さんは色々すごいことをしたと学習しました。竜馬さんはすごいことをした人だけど少しぐらいは困ったり、悲しかったり、泣いたりしたことがありますか?
そういう経験があるから、そこまですごいことができただと思います。
竜馬さんは新しい物が好きらしいですね。ぼくは、中古とかしか買ってもらえません。
ぼくの予想ですが、昔はとても大変だったと思います。今はゲーム、エアコンなどがあります。
今となってはとても便利な時代です。今の時代では、争いと言う言葉が消えつつあります。
坂本竜馬さんの時代では争いはいたる所でやっていたと思います。しかし、まだ争いが完全に消えたわけではありません。
坂本竜馬さんなら完全に争いを消すことができたかもしれません。
すこし話を変えますが、坂本竜馬さんは薩摩藩長州藩を結びつけたそうですね。
すごい仲の悪いのだからかなり結びつけるのに時間がかかったと思います。
それを結び付けるなんて、やっぱり坂本竜馬さんはとてもすごい人だとつくづくおもいます。
さらに話はかわるのですが、どうして坂本竜馬さんにこの手紙を書いているかと言うと、ぼくたちと坂本竜馬さんは少しですが、つながりがあるのです。
この浦臼町には坂本竜馬さんにかなり関係のある人のお墓があるからです。
ほかにも浦臼小学校には坂本竜馬さんの絵があります。その坂本竜馬さんの絵は、ぼくらの浦臼の宝物だと思います。
これからも坂本竜馬さんのかかわりのある人の墓や坂本竜馬さんの絵をぼくたちは大切にずっと守っていきたいなと思います。
北海道浦臼町浦臼小学校 6 年1組
山越拓也
【竜馬返書】
お手紙ありがとう。北海道は私が浪士達を連れて入植し、開拓を夢見た大地です。
拓也君の学校には私の肖像画があるそうですね。そして君はその絵をずっと守って行くと約束してくれました。
ありがとう、よろしくお願いします。
拓也君は私に困ったことや、悲しかったことはなかったか聞いてくれました。
きっと、人の気持ちが分かる優しい少年なんだ。君が気付いたように、薩摩と長州を連合させるという難事、私も無我夢中で取り組み、周りの人々の協力があってはじめて実現した訳です。
その途中では、どうにもならない両者の言い分の違いにはほとほと困りぬいたり、一緒に苦労を重ねた同志が非業の最期を遂げるなど、はらわたの千切れるような悲しみに耐えなければなりませんでした。
平成の時代に生きる君たちは、まず恵まれた生活に感謝し、守り育ててくれるご両親とみどりの大地に感謝する気持ちを忘れないようにお願いしますよ。