山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

土肥顧問ご挨拶

ご挨拶
兵庫県立大学神戸
サッカー部顧問 土肥 隆

 例年になく、春の訪れが遅く感じられる今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。皆様からのサッカー部へのあたたかいご支援に対しまして、心から御礼申し上げます。
 昨年の震災と津波原子力発電所の被害で深刻なダメージの中、なでしこJAPANがアメリカ合衆国を破りW杯ドイツ大会優勝を成し遂げ、人々に大きな夢や希望とともに復興への活力をもたらしてくれました。人々に感動を与えるスポーツの力を改めて感じさせられる出来事でした。オリンピック男子代表もバーレーンに勝利し、ロンドンへの切符を手にしてくれてほっとしました。この夏開催されるロンドンオリンピックでは、サッカーだけでなくすべての日の丸を付けた選手が、復興に向け頑張っている日本に勇気を与える戦いを見せてくれると信じて、精一杯応援したいと思います。
 さて、県立大学サッカー部も新しいシーズンを目の前に控えています。第90回関西学生サッカーリーグ(前期)が4月7日に開幕します。昨年同様、J−GREEN堺で開会式の後、同会場のS9フィールドで滋賀大学教育学部と初戦を戦います。その後6節が終了した時点で、関西学生サッカー選手権(5月6日〜6月2日)のため中断期間をはさみ、第9節(6月24日)の神戸市外国語大学戦まで全9節(8試合)を戦います。
 今年は抽選の結果、3部Aブロックに所属することが決まりました。Aブロックは、1大阪大谷大学、2大谷大学、3京都大学、4兵庫県立大学神戸、5大阪府立大学、6兵庫教育大学、7滋賀大学教育学部、8神戸市外国語大学、9大阪電気通信大学の9チームで構成されています。上位チームの大阪大谷大学(2部Aの 9位)と大谷大学(2部Bの10位)は、昨年2部を経験しているチームなので、今から対戦が楽しみです。また、京大には昨年のリーグ戦で前期0-3、後期1-2と2敗を喫していますので、今シーズンはなんとしても借りを返さなくてはなりません。そのためにも1戦1戦「常に全力で戦えるように準備をすること」が2部を目指すチームとして必要だと思います。
 今年度は、新主将の米田を中心に4回生の小笠、金、坂本、田中、松下、3回生副主将の福田が脇を固めチームが一つにまとまりつつあります。また、女子マネジャーも普段の練習から試合運営まで一生懸命頑張ってくれています。部員は、それぞれが個性あふれる選手たちです。それぞれの持っている個性を伸ばして試合で発揮してくれることを期待しています。
 皆様の後輩が今年も全力でボールを追いかけます。8試合中5試合が本学での開催となっていますので、是非足をお運びください。試合会場でお会いできるのを楽しみにしています。