OB諸兄殿
先日兵庫県立大学グラウンドにて関西学生サッカーリーグ（前期）3部Aブロック第4節が行われましたのでご報告いたします。
ｖｓ京都大学
13時00分キックオフ
＠兵庫県立大学グランド
結果：兵庫県立大学神戸3−2京都大学
GK：青山
DF：上原・小笠・喜田・松下
MF：米田・福田・坂本・石原→芦田
FW：金・赤坂→田中
前節勝ちきれなかった悔しさを胸に、強豪京大に臨んだ2012年度のリーグ第4節！
前半
小雨が降り、風が強く少し肌寒い気候の中でのキックオフ。前半は追い風で始まる。試合開始序盤はお互いに攻撃の手を模索するような慎重なスタート。一進一退が続き試合が動かない。
5分に右サイドを駆け上がった石原があげたクロスを金があわせるが相手キーパーにセーブされる。10分に相手に左サイドを破られ攻め込まれるが松下がカットし防ぐ。
16分、徐々に京大にボールを支配されはじめ苦しい展開となり、ゴール前まで攻め込まれるが相手のシュートは枠の外に外れる。17分にカウンターから金がシュートを放つもキーパーにセーブされる。
こぼれ球を詰めた際に金とキーパーが接触する。相手ベンチからはヤジが飛んだ。
18分、悪い雰囲気の中、坂本が相手キーパーが前に出ているのを見逃さず、センターライン付近からロングシュート！ボールはゴールに吸い込まれ待望の先制点が入る！ 21分、相手のCKを小笠のヘディングでクリア。
24分、左サイドからクロスを上げられシュートまでもっていかれるが、喜田のナイスDFでピンチを切り抜ける。26分、DFの裏を取られ左サイド破られて中に繋がれてしまい、冷静にゴールを決められる。試合は振り出しに戻されてしまう。
立て続けに京大にチャンスを作られ、29分にゴール前でFKを与えてしまうが、このFKを青山のナイスセーブで防ぐ。37分にも京大にシュートを打たれるが、またも青山のセーブで失点を許さない。
42分に喜田がシュートを放つが枠をわずかに外れてしまう。その2分後に石原のスルーパスを受けた米田がクロスを上げるも相手DFにクリアされてしまう。まさに一進一退の展開で前半終了。
後半
後半は、風が弱まった中、県大のキックオフで始まる。開始直後、相手にクロスをダイレクトであわせられるが青山がナイスセーブ。
3分後の7分、金から左サイドをオーバーラップしていた喜田にわたり、敵を一人かわしてクロスを上げ、そこに石原が頭で合わせるも相手キーパーの好セーブに阻まれる。
15分に左サイドから攻め込まれるも小笠がブロックし上原がクリア。1分後の16分相手の左CKをファーで合わされ１−２。逆転を許してしまう。
17分、流れを変えるべく赤坂を下げ、田中を投入する。徐々に流れは県大に傾き始める。
24分金がサイドの坂本にはたき、坂本が二人をかわしクロスを上げ中央の石原が押し込み同点！2−2となり、試合は再度振り出しに戻る。30分に左CKを喜田が蹴り石原が合わせるも相手キーパーの好セーブに阻まれる。
2分後左サイドを駆け上がった田中のクロスを米田が合わすも枠をとらえられず。
41分福田のヘディングが金への最高のスルーパスとなり金がシュート！一度はキーパーに防がれるもこぼれ球を田中に繋ぎ冷静に押し込む！このゴールで県大が再逆転し３−２！43分に石原に換え芦田を投入し逃げ切りを図る。
ロスタイムにゴール前でファウルを与えてしまい、相手はＧＫも上がってくるが小笠の魂のクリアでゴールを死守する。クリアと同時に試合終了のホイッスルが鳴り試合終了。
前節に勝ちきれなかった分、全員が強い気持ちを持ち、それを全面に出していた試合であった。実力的には互角だったが気持ちの部分で京大を上回っていたと思う。しかし、去年から続くセットプレーからの失点は修正が必要である。
また中盤でのパスミスやトラップミスをカットされる場面が多かったので練習から意識を高くしていかなければならないと感じた。苦手意識のある京大に勝ったことは自信につながるが、Ａブロックにはまだまだ強豪がひしめいているので気を引き締めなければならない。
まず、3日の大谷戦に勝てるよう気持ちを切り替えていきたい。
多忙の中、試合を観戦・応援してくださったOBの方々、厚くお礼申し上げます。また次節もよろしくお願いします。
