山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

大阪大学戦報告

VS 大阪大学
12時キックオフ
@大阪大学吹田キャンパス
結果 兵庫県立大学神戸 1−3 大阪大学

GK 蒲
DF 前田 内形 東→神出
MF 濱沖 本掘 文能 中田 大口→池田
FW 高粼 繁畑→衣笠

前半
この試合を含めて前期は残りあと2節。負ければ自力での上位リーグ進出がなくなる一戦。しかし、相手は前節まで6戦全勝の大阪大学。3部では断トツの実力 を持つこのチームに勝って勢いをつけたいところ。
キックオフし、立ち上がりからやや劣勢。2分、3分と連続してクロスをあげられるが、相手選手には合わず。
ようやくこちらも調子が出てきた6分、右サイド中央あたりでFKをもらうと、前田→中田とつながり最後はゴールエリア左から高粼が得意の左足で押し込 む。1-0となり、県大神戸の勢いが増す。
8分、大口がインターセプトしたボールを本堀、高粼とつなぎ中に切り込むも阻まれる。12分、繁畑、高粼のワンツーで抜け出そうとするもカットされる。その後は両チームとも攻守の切り替えが激しく続く。
ゴール前まで攻め込まれることもあったが、1年生GK蒲がファ インセーブでチームを鼓舞する。30分、ゴール前左までドリブルで攻めこまれるも、相手のシュートミスに助けられる。
39分、東からのクロスに高粼が胸トラップから素早く左足を振りぬく。惜しくも相手GKのファインセーブに止められる。このまま前半終了。1-0で前半を終える。
後半
後半立ち上がりは、またもやや劣勢。前半の得点で得た勢いは感じられなくなっていた。ただ、守備は集中しており、脅威となるようなシュートは打たせない。 ここで14分、怪我などの理由で大口、繁畑に代えて池田、衣笠を投入。
しかし流れは変わらず守りの時間が続く。守りに体力を削られてか、ボールを奪ってもつながらず、すぐにまた攻めこまれる。
これまで粘ったDFにもとうとう限界が訪れ、32分に両足がつった東が神出と交代すると直後の33分、右サイドからのクロスを蒲がはじき、体勢が崩れたところをヘディングで押し込まれて1-1。ついに追いつかれる。
すると40分、またも右サイドからクロスを上げられ、今度はフリーでシュートを打たれ、1-2とされる。さらに47分にはゴール前の混戦を押し込まれ、1-3。このまま試合終了。後味の悪い試合になった。
まず、相手の先発は全員がレギュラーメンバーではなかったようだ。前節まで全勝の大阪大学とはいえ、そのような相手に勝ちきれないようでは2部に上がることは絶望的と言わざるを得ない。
後半、レギュラーの8番と9番が出てきてから3失点しており、実力の差を感じた。チャンスの多かった前半に試合を決定づけておくべきだった。また、レギュラーの体力不足、選手層の薄さも敗因であろう。
怪我もあったとはいえ、3人の交代枠すべてが戦略的交代ではない。さらに、交代して入った選手も流れを変えるには至っていない。東が交代した時も、本来MF、もしくはFWの攻撃的な選手が代わりを務めた。
ベンチメンバーの底上げ、レギュラー陣の体力作りが重要になってくる。なにより、失点した後の立て直しは緊急の課題である。しかし、みつかったのは課題だけではない。
FW高粼は得点などで調子の上がり具合を見せ、GK蒲もファインセーブを何度も見せていた。まだ上位リーグ進出の可能性がなくなったわけではない。 自力ではどうしようもないが、残り1試合、勝って一縷の望みをつなげたい。
(経済学部 国際経済学科2回 大貫恭輔)

次回関西学生リーグ(前期)第9節は、
兵庫県立大学神戸 VS 電気通信大学
6月28日 11:00〜
兵庫県立大学神戸 にて行われます

 普段とは違う人工芝グラウンドで、日が照りつけていたこともありましたが、後半運動量が落ちたことや多くの選手が足をつったりと、やはり体力不足が目立った試合でした。
後期上位リーグに上がるためにはいろいろな条件が重ならなければいけませんが、まずは次節の試合に勝つことが大前提です。残りの練習、選手、マネージャーとも一丸となって取り組みたいと思いますのでご指導ご声援お願いいたします。
(経済学部 応用経済学科2回 末原加奈)