山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

スプラッシュ神戸・乗船記

2ad5ebfajpegA組が帰ってくると同時に、B組・C組の皆さんも集合。B組は入れ替わりに出航。見送りが終わってA組・C組の総勢39人をメリケン食堂別館にご案内。ポートタワーの北に接した波止場町5番館のお土産コーナーの奥に広がる600席の団体用。その広さには恐れ入りました。こんなところが神戸にあったんだ。その上、お値段がリーゾナブルこの上なし。1050円で瀬戸内会席ですぜ。むしろどんなものが出てくるのか内心心配しておりましたが、これがなかなかの出来で、参加者の中には、こんなお食事が出るとは思わなかったとの声を上げる。なんか不思議だなあと経営母体を聞いてみると、明石市の「ながさわ食品」とのこと。それでやっと合点がいきました。ながさわさんは、低価格・良品で頑張っている事でつとにゆうめいなんです。・・食事の席上、龍馬さんと神戸港との因縁を申し上げ、また神戸港開港問題が幕末最大の国際・国内問題であったことなど説明をしてお茶を濁す。皆様は食事を終えて神戸海洋博物館(カワサキワールド)へと流れる。・・B組の帰りを迎えて食堂にご案内。今日一日はまるでツアコンになったここちなり。・・2:00この日3便めが当会行事の最終便。勇躍乗り込んだ後尾の観覧席に陣取った。ダックスの上から神戸の街をあらためて見渡してみると意外と新鮮。フラワーロードを北上して加納町交差点を左折。道行く人々が突如現れた見慣れぬ乗り物に驚いて、カメラを向ける人あり、手を振って見送る人・子供達。皆は船をみてるのだろうが、乗っている我々も思わず手を振り返してスターの気分。このツアーの人気の一因はこれですか。北野坂を上って異人館道りを右折して布引方面にさしかかる。道は人人人の大賑わい。とくにトーアロードから元町高架あたりになると、人々の顔が真下に迫る。・・人並みを掻き分けるうちに、船ははねっこ広場に到着。ここからも一仕事あり。ガイド嬢の指導のもと、救命胴衣の着装に四苦八苦。海へと下るスロープの両岸は入水を見るため集まった観衆に埋め尽くされている。ダックス笛を合図に、はね橋が開いてゆく。5・4・3のカウントダウンの後
船はザブンと海上へ。過ぎ行くあとには確かにスクリューの渦が。メリケン波止場を目の前にして、遊覧船の波を避けて、チャプチャプランラン約15分。もうそれでことは充分の感じ。・・はねっこ橋のスロープを揚がる際はエンジン最大出力で這い上がる。すぐに真水をホースでかけて塩気を掃除する。あとは帰港するのみですが、乗船の皆さんからは、面白かったの大合唱が沸き起こる。・・これっていったいなんだろう。