山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

どうやら切腹

昨日弟・啓三から金曜に退院とのTEL入る。やっと尿管が無事つながったらしい。
いままでの人生、弟は兄貴が両親の過度な期待を背負わされ、こけつまろびつする姿をじっくり眺め、登れない山はまわり道。千尋の谷は覗きもしない。たいがいの兄弟の有り様だ。これが兄貴の出来が良すぎて、それを弟がまねできないとなると、いろいろ不都合が生じてくる。我が兄弟は前者の典型で、大学にしてから俺は2浪で弟は現役。しかし今回初めて、後から付いて行くことを覚えた。楽だねー。
病院選びにしても、彼は明石市民を選んだが、私は知人のDOCTORのいる がんセンターを選んだ。なんといっても年間手術数が違っている。ただし大学はどちらも神戸大学医学部系であるそうな。
午後7時、次男から弘子に「親父どうする」との電話が入る。よこでやり取りを聴いていると、いろいろと痛いところをついてくる。よう見とると感心させられる。その彼が、ブログで早く手術しますと決意表明すべき。一度そう書いたら、もう迷いもなくなるよと忠告。・・・そうするか。
最後の長考一番。やはり手術との結論に至る。決めては①根治を目指す②がんセンターの実績としてステージT2での手術116零例のうち余命10年・100%であること・まさかの手術失敗もないこと③経過観察も考えられるが、いまは軽い糖尿が進むと手術不可となる。そして弟の手術を終えた明るい声。