山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

お伊勢さん・新嘗祭

CIMG1127A.JPG
伊勢湾道路に入り、長嶋スパーランドの威容を横目に観て、今日も渋滞の四日市IC付近でバイクの大集団に遭遇。100両はおったでしょう。隊長の指揮が行き届き、一糸乱れぬ隊列は実に清々しい。日頃うるさいだけの暴走族とはまるで違った。伊勢バリアーと称して伊勢道路の終点に至る。
ところで伊勢神宮の祭司様は池田厚子様。天皇陛下の御姉上。
というのも、今日は11月23日の新嘗祭が執り行われている。皇居では天皇陛下が、そして伊勢では厚子様が司祭として、外宮・内宮に順番に執り行われ、五穀豊穣を神様にお礼するお祭りだ。
そういえば、妹の嫁ぎ先の母屋も新嘗祭を司どる旧家であるそうな。
というわけでこの日のお伊勢さんは、駐車場満杯の大渋滞。土地勘のない所で順番を待たせられるのは実にまどろこしい。しかし、お伊勢詣りということで大人しく順番を待った。
神宮入口の駐車場にやっと案内されて、勇躍宇治橋を渡る。五十鈴川の清龍に手を浸しやっとお参りにきたらしくなった。思い出せば17年前(平成4年)、長男の就職間際だから3月に家族揃って伊勢志摩旅行をしたもんだつた。あの当時はまだ母親・みつえさんも元気だったのに。
本宮へと急ぐ途中、突然人並みが途切れて、斎服の一団が一列になって、静静と進んでくるのに遭遇した。
先頭を歩まれる女人が池田厚子様に違いない。高貴な御姿に思わず頭が下がる。おれも大和男児にちがいなかった。
本宮前はお正月に次ぐ大勢の参拝者でごった返していた。それでも皆さん笑顔・神妙顔が交互して静かに行列に並ぶ。
この神様にこそ前立腺がん快癒をお願いしなければ。一心の祈りを込めて長い長いお祈りを済ませる。
あとはお札を頂いて、おかげ通りに直行だ。あの赤福も完全復活しいぇ、以前より流行っているんじゃないのかな。赤福ぜんざいを頂いたりして、鳥羽・美空伊勢エビ料理店の予約時間に間に合うのかな。