山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

再びドーバー海峡を渡る

アウグスブルグからシュッツトガルトへとアウトバーンをぶっ飛ばす。
といっても今グーグルアースで距離を検索してみるに68キロと出た。
案外とヨーロッパは狭いんだ。
機上では去りゆくドイツ、遥かなるフランス、そしてあのドーバーを渡る間、窓から眼下を見つめっぱなしでした。歴史上のどれほどの出来事がこの狭い陸地で行われたことか。空から眺めれば、ドーバーを遂に渡れずに終わったヒットラーの歯ぎしりが聞こえてきそう。ほんと指呼の距離でしかない。
あとで知ったがフランスが宿敵ドイツを警戒して築いた防衛ライン、ヨーロッパの万里の長城と言えるマジノ線が空から見えるらしい。
ともかく日本の、それもちっぽけな明石の地で自業自得といいながら、七転八倒していた私を救いあげるかのようなこのアルプス縦走の旅行は、二男の結婚式という喜ばしいイベントとともに、一生忘れられないモニュメントとなりました。
この旅行を企画プレゼントしてくれた二男夫婦からは、この時一生分の親孝行を貰った。
貧すれば鈍すの言葉通り、余裕のないなかでも、もっと二男夫婦のことを気にかけてやれなかった、自分の未熟さに、今更ながら反省、自省するばかり。いまさらごめんなさいも間に合わないが、本当にありがとうと伝えたい。
昨日は長男の次男、明日は二男の長男の保育園入園式。いつもなら断られても押しかけるんだけど、大型案件の結末がずれ込んで、どうしても今明石を離れることができない。ともかく可否、結論を確かめて連休にでもお祝いにゆこうかな。
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 眼下ネッカー川か