山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

瓜割の滝・鯖街道

小浜から熊川、朽木、大原経由で鯖街道として有名な道をたどる。といっても石坂から朽木へ立ち寄り、道を引き返して熊川、小浜へと出た。
CIMG3082A.jpgである湖東を避けて、この朽木経由で帰京した。この時、領主であった朽木元綱は信長を助け、後に家臣にとりたてられている。
古来、いろんな海産物、文化が運ばれ、北前船によって送られてきた物資を都に運んだこの若狭街道
その街道で一番のにぎわいを見せたのが熊川宿。いまも昔の面影を残している。この熊川には奉行所がおかれ蔵米や運送や問屋の統制にあったていた。
熊川を過ぎて間もなく、車は天徳寺へと差し掛かった。若狭観音霊場第9番、北陸観音霊場第6番、北陸不動尊霊場第三十四番でもあるこの名刹の境内にかの有名な名水が湧き出る瓜割の滝があるのを知る。
写真のように、清冽な雰囲気の境内、名水公園も整備された奥に、滝とは言い難い落差をみせる水音があった。弘子ちゃんと、こればかりの落差で滝とは言えないなどと言いながら水源を覗き込むと、これが滾々と湧き出る泉。常に11.7度という冷たさで、冷やすつもりの瓜があまりの冷たさに割れてしまったところから、瓜割りの滝と命名されたとか。手を浸してみるに言葉どうりの冷たさ。心地よさ。
駐車場わきの給水場で常備の20Lポリタンクに水を頂いて帰ったことは言うまでもありません。
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