山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

JAZZ CIRCUS② ヒラリ ナオ のこと

 片岡 學師匠からもったいなくも昨日のお礼の電話を頂いた。私のほうから楽しませて頂いた感謝を申し上げねばならないというのに。
感想を求められて、如何なる場面でも唱っておられると申し上げた。
氏のこのシリーズ、300曲を超えるという。是非、次の世代に繋いでくださいと改めてお願いしました。
だって、これはJAZZのEVER GREEN そのものだもの。

ステージを飾るのは何と言っても、女性シンガーだ。舶氏は歌姫と紹介していたが、シンガーと紹介すべきだ。
といっても、ほとんど場合が、彩、花を添えるといった役割で、シンガーというに耐えているかどうかはそれぞれだ。
このステージは違っていて、舶氏の垂水アジトに通う女性シンガーの中から特に選ばれた2人。
三石智子さんとヒラリ・ナオ。甲乙つけがたい競演となりました。

とくにヒラリ・ナオさんは、高校生の頃、制服姿でMUSIC INN・BOSSA RIO に現れて以来の再会で,途中2-3年前に西明石のライブハウスで BOSSA・RIO同窓会の際ちらっと見かけたぐらいで、客席最前列、かぶりつきで歌っている姿とは言え、しげしげ見上げる眼福に恵まれた。
驚くほど太い声と言えば聞こえは悪いが、今時この音域の女性歌手は珍しく、耳に心地よい。
1曲目英語の歌はそつなく歌い終えたように感じた。
圧巻は2曲目「DEAR MY LOVER」だった。
高校生から今に至るまで何が有ったのかは知らないが、心のうちから訴えかけるものが迫ってくる。
作詞作曲彼女自らと聞いて思わず頷いた。
言葉の語りかけと、舶アキラの素晴らしいサウンドが相まって、彼女のこのうん十年を垣間見るようで、何故かやるせない思いがこみ上げる。
女子高生・直子の実はフアンでありましたから、無理もありません。
こうなれば、今後は ヒラリ・ナオ のフアンに転向だ。
願わくば、大和言葉で綴った詩を歌ってほしい。もちろん舶アキラのメロディーで。
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