山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

間一髪

 ナビの案内にはいろいろ惑わされる。
今日、午後2時25分頃西区伊川谷小寺方面に不動産業者を訪ねるのにナビを入れた。
ちょうど、県道神戸明石線、白水橋交差点を左折すべく進行中、ナビのガイドが「白水(ハクスイ)橋」を左折と言う。え、白水(しらみず)じゃなくて(ハクスイ)なのと、思わず交差点表示板を見上げて「しらみずはし」と確認。
その際、無意識に左折すべく左にハンドルを切っていて左前のタイヤに違和感を感じた。
ギョッとして見直すと、自転車を押しているご婦人のびっくりした顔。
その顔がゆっくり横ざまに倒れてゆく。
やっちゃったと一瞬身体が凍りつく。しかし、身をひるがえして車外へ飛び出し、車左に回り込み「大丈夫ですか」と声を掛ける。
車の左タイヤが自転車前輪を踏みつけている。急いで車に戻り、バックさせ自転車の前輪から車を離す。
この間、ほんの10秒ほどか。すかさずご婦人に歩み寄って、ごめんなさい、大丈夫ですかと声をかける。
瞬間見た限りでは、ご婦人に幸い怪我はないようだ。
ご婦人も驚きのほうが先に立って、口ごもって居られた。
その後は、車を安全地帯に異動させ、110番と保険会社に事故報告と現場での処置を聴いた。
誠心誠意事故後の万全を期して、現場検証、代わりの自転車手配をおこなった。
ずいぶんと多くの人々の手を借りた。
ご婦人の安否明日にも伺って、再度お詫びをいたします。
間一髪、惨事を引き起こすところだった。先般より、少しく浮かれていた自分を反省すること頻り。
今後の人生模様が一変し兼ねない瀬戸際。ほんと一瞬の気の緩みが大変な事態を招きかねない。
自粛自重を心がけるべし。