山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

ホップでロックな弾き語り・出海(IZUMI)圭太参上①その背景

Scan10001A.jpg
















 弘子ちゃんの次弟からCDが送られてきた。彼の長男の最新のCD『華乃夢』だ。GENOMEとある。
むしろGENOMUじゃないかと思いながら、この項を書いている今もCDを聞きながらで、もう10回は繰り返し聴いている。
彼圭太は3兄弟の長男で、印象としては何時もはにかんでいるおとなしい男の子というところだった。
その彼が、プロのミュージシャンを目指して務めているホームセンターの店長(館山だったっけ)をやめちゃったと知らされた時には、内心えらことをするやっちゃと舌を巻いたのを思い出す。
我が一族には割と音楽には親しんでいるメンバーが多い。
たとえば彼の親父、即ち弘子ちゃんの姉弟だって、弘子・フルート、妹・サックス、長弟・クラ、次弟(圭太の親父)・トロンボーンと、同じ明石高校音楽部OBだ。
私の兄弟も私と弟がトロンボーン、そして妹がクラリネット。清志親父は器用にハーモニカを吹いたもんだ。
かっては、津野・出海でバンドが出来るとまで思ったもんです。
特に、圭太の親父はあこがれの北大に入学し、北大のオケでトロンボーンを吹き続け、一時はプロの道を望んで芸大を目指すと宣言した際には、親族総がかりで思い止めたことが有った。
その頃から付き合っていた圭太の母親もピアノで、永年ピアノ教室を開いている。
その環境で、圭太は幼少の頃から、ピアノ、バイオリン、トロンボーンと音楽漬けだったんじゃないのかな。
そうなれば、自分の可能性を求めて音楽で身を立てようとするのは自然な流れだ。
しかし、この世界は華やかな外見とは違って実力・天分がなければ生きては行けない。あったとしてもチャンス・幸運に恵まれないと浮かばれない厳しい世界だ。
圭太が自分の道と決めて、さっさとサラリーマン生活に区切りをつけて、稼いだお金で音楽学校に入り、勉強しなおした結果、多分2008.10ころから、デビユーしたんじゃないかな。(ブログ『文明開化の音達へ』が始まったのが2008.10.11)
圭太の親父も、今回のCDの出来を聞き、これならとの思いで送ってきたことと推察します。
自分が果たせなかった夢を長男に託しながらも、その道の厳しさにハラハラドキドキと云ったところだ。
かくなれば、圭太に心からの応援を送ることはもとより、なんとかメジャーに化けて欲しいと願うのは当然。
おっちゃんも、繰り返し聞いてみて、感想を纏め親父に返事を書かねばと思っています。
まあ、参考にはなりそうにもないけれど。