山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

第28回アンサンブルコンテスト感想

 今年に限り、明石産業会館に場所を変えて行われた第28回アンサンブルコンテスト。
明石市内中・高・一般OBの金管木管・打楽器・混成の各部門で合計69チーム、342名の参加があった。
昭和57年(1982年)2月20日明石市民会館中ホールで開かれた第1回ー10回まではお手伝い出来たが、その後商売の不調のため一時離脱。といっても15年の長きに渡ったが、一昨年、ひとまる倶楽部主催となった際、お手伝いを申し出て、再び参加出来ることになった。
26,27回とは、よくぞ続いてくれていたことよとの感激が大きかったが、この28回ともなると流石に欲目が出てきます。
前回冒頭の御挨拶でも云った事ですが、夏にコンクールが終わり、新メンバー1・2年で過ごすこの2月までの間、アンサンブルの演奏を聴くだけで、特に中学生に明らかなのですが、指導の先生がどれだけ手を掛けているか、ホッタラカシにしているかがハッキリと聴き分けられます。そして先生の音楽性、指導力、やる気等まるで通信簿を見せ付けられている感じ。恐ろしい、生徒は先生の鏡と云えます。
まず全体に元気・活気が無い。吹き倒してやろうという気概を求めるのは今の時代には合わないだろうが、生き生きして演奏するのが楽しくてしょうがないと見受けられる生徒がさて何人居たのかな。
勿論、中にはピカリと光る原石も見受けたが、先生方が確実に生徒の可能性の芽を育てられているか、むしろ摘んでしまうことはないのか、誠に老婆心なり。
2年後に迎える30周年には、もっと活況のあるコンテストにまで盛り上げねばなりません。
このコンテストが盛り上がる、即ち明石地区の吹奏楽地盤沈下を食い止め、盛況に導く近道です。
思えば、40年前の山手体制の早急な立て直しを図らねばなりません。
一般の方には私が何を焦ったことを云っているのか訝られましょうが、思い当たる方々、事は急を要します。
心配はこのコンテストが単なる学校行事のようになって仕舞っているのではないかという一点です。
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