山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

高知の地産外商とは・土佐の辛口コラム・風聞異説より

 土佐のいごっそう・松岡周平氏書くところの風聞異説(季刊高知連載)に、かねがね高知県尾崎知事が唱えている地産外商というスローガンに違和感を感じていた小生と同じ思いを綴った文章を見つけた。

『わが高知では最近、さらにアホらしい現象が起こっている。ことここにいたっては空いた口がふさがらない、というか言葉も出ないのだが、なんと地産地消から発展(?)させて「地産外商」ときたものだ。
尾崎さんという若い高知県知事がこの言葉を得意気にぶち上げ、地産地消外商課という部署をあらたにつくり「地産外商」をどんどん進めると言いだしたのだ。もうこうなると、どうにでもなれ、という感じである。
ある地域で産した食品などの物品を、その地域で消費するのはもちろんだが、余剰品を地元以外の地域に運んで販売するという行為をもしその言葉が意味しているならば、そういう行為をしない国や地域がいままでに存在したなら教えてほしい。
いったい、日本人はどうなってしまったのかと自信をなくしてしまうほどに、アホらしい言葉なのである。』

ところで、世の中なかなか正論では渡ってゆけません。そこで、その逆を考えて、土佐生鮮三品を扱う『ひろめ市場』をこの明石駅前に誘致するのはどうかと考える。
勿論尾崎知事の唱える地産外商の先兵としてであります。
実は、先月から、土山にあるドライブイン・ながさわに海鮮市場がオープンしてそこそこの人気となっている。
もしかして、ながわさの救いの神になったりして。
その状況を見てみるに、水産・農産のほとんどが徳島からの産物で占められている。特に水産は徳島水産が一手に引き受けているようすだ。
期間限定のパイロットショップでもいいから、土山ではなく、駅前での立地が出来れば、それこそ土佐の水産・農産はこりゃント旨い、新鮮、安価であります。
一つ我が土佐人脈を駆使して実現を図ってみるのも面白い。