山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

イカナゴくぎ煮騒動

 明石市民会館の東に隣接して、最近立派なビルが完成した。
一体何なのと看板を見ると兵庫県漁業協同組合連合会とあった。
漁師さんの組合、それも兵庫県の本部機能を持った中枢ビルなんだ。
その塀に張り紙あり。くぎ煮宅配致しますとあった。市役所での約束には少し早かったので、試しに試食を申し込もうと3階の『ひょうごお魚フアンクラブ・SEAT-CLUB』へ立ち寄る。結果、応対してくれた女性が申し訳なさそうに、試食のくぎ煮は用意していないんですとのたまう。それはないでしょうと冗談めかして、是非その用意あるべし、取り寄せられたら連絡を下さいとお願いした。もちろん、半分は冷やかしだ。
所が、今日になって、その女性から試食用意出来ましたとの電話が入った。
何故、こうもくぎ煮に拘るかと言うと、今年に限って例年送っている垂水漁協製のくぎ煮を送りそこない、先日も報告したように、赤穂への途中、御津町の炭屋のくぎ煮を送ったことでした。
勿論自家用も買い込んで、早速家で食してみるに、伝統の製法というものの、あたしの好みにはとんと合わなかった。その上に、送り先からは絵ハガキまで頂いた。
これはしまったという思いが有って、もう一度送り直そうかと考えていたところにだ。

思えば、飛び込みのややこしいオッサンが試食が無いと文句を付けたのにも拘らず、健気にも聞いてみると今回は自腹で取り寄せた売り物だと言う。改めて、対応してくれる女性と話をしてみると、なかなか感じのいいお嬢さんだ。おまけにこのTさんは愛媛は宇和島の出身とか。そのうえもう一人対応してくれたYさんは、またなんであんたがここに居るのと目を疑いたくなるようなフェロモンのお嬢さんだ。
かくして、くぎ煮の試食と注文もそこそこにいろいろな話題に花が咲く。
終いには、龍馬甲子園に顔を出してくれるとの約束まで取り付ける。ほんまかいな。
まあ、町を歩けば色々なことに遭遇する一例として皆さんに報告。
それと、このSEAT-CLUBなかなかオモシロおすえ。



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