山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

大賞・大森尚氏より丁重なお手紙来着

 まだ龍馬甲子園2010の余韻あり。
勿論本業の不動産仲介では切った張ったのシノギの最中で、同時並行的に実業とボランティアーの兼ね合いを計る。
しかし、不思議なもので、ボランティアーの催事が巧く行く時は、本業も好調で、本業で行き詰まれば、ボランティアーにも元気が出ない。
そんな気分やで周りに掛ける迷惑は計りしれませんが、今日大賞受賞の大森尚氏から、丁重なお手紙を頂いた。
大森氏が今回の龍馬さんへの手紙を書くに至った動機から、一番言いたかった事をもう一度確かめられる律義さが一杯詰まった得難い手紙です。
私どもの拙い企画と運営に対しての苦言も沢山あるにもかかわらず、その事には一切触れず、ひたすら受賞に対する感謝を述べらた手紙を押し抱いて、我々も達成感を改めて噛みしめた。
その文中、同じ神戸商科大の4回生と小生16回生の御縁も判明し、高木学長、三木教授、山崎整神戸新聞支社長(彼は明石高校音楽部・神戸商大応援団での後輩)とほぼ同じ人脈に位置していたことに気付かされた。

氏は毎日放送を勤めあげられての今日だが、今迄の積み重ねた教養・知識をひけらかすことなく、斬新な切り口でのアイデアを披露された。
確かに、龍馬さんが、混沌とした京を捨て、蝦夷の地に開拓の魁として乗り込んでおれば、氏の想像されるように、樺太からアラスカへと歩を進めて、きっとまったく違った日本の歴史が書かれたに違いありません。
ここに想いが至って、本当に惜しい人物を早く亡くしたことを悔やまれます。

氏の属す七星会は、独自の俳壇を形成され、日々発表研鑽を重ねておられる。
そのHPに、頂いた手紙と同じ趣意の文が書かれ、その最後に俳句二句が披露されていましたので、無断の失礼は承知で転載いたします。

      花灯路龍馬の墓につづく道

    「龍馬への」大賞をうけ揚げ雲雀        大森 尚