山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

ショバ代考

 公開仕訳作業で役人の天下り構築の実態が出るは出るは。
対象78事業は全体の1割強で、天下りが1500人余り。ひとり1800万頂いているとして、全体では2700億・毎年。多分彼らがもたらしている内の1割ぐらいの割戻と考えれば、おそらく3兆近い金が無駄に流れている。
そこらあたり悪代官だらけで、と言うことはお主も悪い越後屋も五万といるわけだ。
かくして国民は生き血を吸われ続けられてフラフラの態。
しかし、よくもここまで臆面もなく役人たちは己の都合よく、せっせせっせとまめに巣を作り続けて来たもんだ。
これもひとえに上役の覚え目出度く出世の糸口を得るための役所働きに違いない。
国家万民のためとの視点は何処を探しても見つからない。
仕訳説明者の誰もが今迄ぬくぬくと過ごしていた巣穴から突然外界へ放り出された、首を出した狸のような素っ頓狂な顔付きをしてござる。
おまけに公営ギャンブルのショバ代とやらも明るみに出てきました。
競輪が25%で宝くじに至っては55%飛ばしてるんだって。
常々、公営博打の胴元を一度はやってみたいという感が的中だ。
それにしても、宝くじの55%飛ばしはやりすぎだ。案の定、当然の如く、濡れ手で粟の補助金とかを手にしているたかり屋法人も蟻の如くたかっている。
1-3億とかやたらと高額賞金のみ喧伝しているのは、この飛ばし加減への目晦ましに違いありません。
ヤクザやさんの寺銭だって一割ぐらいのもんじゃあありませんか。