山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

龍馬甲子園2011「神戸ー龍馬の日制定」

     龍馬甲子園2011・「神戸―龍馬の日制定」
 
さて、高知県人土陽会80年の流れの中で、この10年を一言で表せば、龍馬IN神戸の10年と云えましょうか。
平成17年4月18日龍馬ウオークと題して、神戸海軍操練所跡を始めとして、市内の龍馬縁の地を巡り、大倉山のふるさと公園内の高知の森にある土陽会諸先輩の活動の証でもある神戸海軍操練所の碑に到り、桜満開の下、土佐名酒、桂月と船中八策を酌み交わした。
これが「ふるさと高知と神戸との架け橋」ならんと企画した第一弾となりました。
土佐っぽはこうと決めれば一直線。翌年にはたちまち龍馬の手紙研究家・宮川禎一先生をお招きして「龍馬青空シンポジュームとウオーキング」を開催。テーマは「神戸と龍馬・神戸海援隊像の前での誓い」。当日荒天にも拘わらず120名を超す参加者を得て、龍馬力の凄さを痛感。同時に神戸・淡路大震災10周年記念事業として認定を受けました。
その間、「神戸―高知 みどりの架け橋」として、ふるさとの森公園にトサミズキの植樹を果たすこともできました。
この頃から、期せずして一連のアクティビティを龍馬IN神戸と称するようになります。
そして第3回「土居晴夫先生特別講演と神戸空港マリンエアー開港記念ウオーキング」を開催。ますますの盛り上がりを実感。参加の皆様の笑顔が一層励みとなりました。
 この辺りから事はマニアックな様相を帯びて来ます。
第5回は神戸港に登場した水陸両用車就航を記念して神戸の街と海を巡るツアーを開催。
たちまち定員60名を満たした。
ここで、止まっている様な土佐イゴッソではありません。
平成20年にはなんと日本初の人物そして龍馬検定・神戸編を大胆にも実施。その後の龍馬検定の先頭を切ることとなった。
そして、平成22年4月遂には龍馬甲子園2010「龍馬さんへの手紙―一筆啓上仕候」を募集。全国より300余通の参加を得て、各部門大賞選考会を開催した。

よくも、短期間に何かに取りつかれたように龍馬さんを追い求めてきたものです。
その健気さに自ら拍手喝采。そして今年、80周年を迎え、この集大成として急ぐべきはこれらの積み重ねを踏まえての「神戸・龍馬の日の策定」を思い浮かべています。
龍馬さんが全く独自な進路を見出した志の原点たる神戸の地に佇んだ日を何日にすれば良いか、喧々諤々の議論を繰り広げて頂ければ、それこそ龍馬IN神戸の足跡を末永く語り伝えて行ける事にもなるのではありませんか。

                        津野伸一