山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

近頃不思議に思う事

①物事の方針を決める手段としての多数決。それも過半数、即ち半数+1票でその決定が正義となる。
この実に安易な判定法がまるで無窮の法典のように奉られ、振りかざされている。
勿論、振りかざす側は権力を握った側。判断を強いられる側には偏った情報が提示され、権力側に都合のいい思い込みにと誘導される。
②この国の民意とやらも、どうやら怪しい。安易なマスコミによる情報操作に乗せられて、内閣支持率が20%を切れば、総辞職か解散を当然と書きたてる。なんと人々はその数字の真実性を疑る事すらしない。
③朝までテレビの無意味さ。・・・田原がボケたか、日本に論客が死滅したのか。大島渚程に吠える才能も消えうせた。ただの挙げ足とりなら俺にだって出来る話し。誰か、今の日本の真の姿と、進むべき道を指し示してくれ。多分、それが地獄への一本道であっても、馬鹿な民衆は喜々として多数決で決まればひた走る。まるでハメルーンの笛に踊るネズミの群れの様に。
③JAこそ必要なし。・・・280万の農業人口に4万人のJA職員がぶら下がっている。JAこそその仕事が百姓さんの為になっているのか疑問だ。
農耕機械を不必要に売りつける。年に数日しか使わない機械。農家の資産を預かり我がもののように振り回す。集めたお金は上部金融に預けて差額を啜る。
農産物は必要以上に厳選を重ね、安く仕入れて利益の還元を考えても居ない。
④新卒学生と就職先のミスマッチ・・・年末時点の新卒大学生内定率は68.8%で史上最低となった。
実際、誰もが望む大企業とやらの求人倍率は0.47。一方中小企業の求人倍率は4.41となる。どこが就職難なんだ。
若人よ、俺が町の小さな企業を世界に通用する大企業に育ててやる位の気概を持て。きっちり使われてプロトコールばかり達者になるリーマンの何処が楽しかろう。企業内自営業者の心得で臨めばいろんな可能性がひらけてくるはず。