二男が京都での社用を終えて土曜午後帰明。日曜の朝には帰るとのことで、心置きなく話ができて気の置けない、そのうえ魚がうまい店ということで姫路・広畑の太閤寿しさんにお邪魔した。
何時も通り5時過ぎにお店に飛び込んでカウンターで話の花を咲かせること3時間。あっという間に過ぎて行く。
二男はこの7月から管理職と嬉しい報告。今の分野での仕事が面白くて仕方ない様子。私が落ちこぼれたサラリーマン勤めをよくぞ熟していることよと賛辞を贈った。
やりがいのある仕事に恵まれたことを共に喜んだ。
この二男にはほんと苦労を掛けた負い目があって今夜の歓談はその傷を癒してくれるかのようだった。
考えてみれば親子の間で、お互いをどこまで理解し得ているか確かめる作業がこの年になれば楽しく思える。
些細な誤解も、思い違いも今になれば笑って話し、許しあえる。・・・至福のひと時だった。
ふと、店内を見渡せばなんと座敷も、カウンターも満員御礼状態。早々に席を空るべく退散した。
