山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

あっという間の1年なのか、やっとの一年なのか。

陛下が東日本大震災慰霊一周忌祭出席を強く希望され、手術後の体調を気遣う周りを押し切って出席を決められた。
国民の労苦を己の労苦として心底心配されている御心がひしひしと伝わってくる。
象徴としての陛下はご自身の意志・意見を極力抑えて、影響の及ぶことを控えられる。昭和天皇にしてから大相撲の天覧に際しては贔屓の名前を口には出されなかったとか。
しかし、贔屓が土俵に現れれば、思わず身を乗り出してご観戦。周りには自ずと分かっちゃった。
そんな慣習を破っての明日のご出席。となれば我々もこの一年を如何に過ごしたのか振り返り、復興には程遠い現状ながら、次のステップに進む足がかりとするべき。
現地被災者の皆さんの困難を思えば、ぬくぬくベッドに潜り込める日常を感謝。
思えば、無我夢中のなか、積み重なった心労苦役が身体を蝕み、心を折れさせないか心配だ。   2万人に及ぶ犠牲者の御霊に合掌。。