山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

ペネロピ・豚鼻  俺のことかな

先祖の不行跡の為に魔法使いに呪われて豚の鼻(と耳)を持って生まれてきた少女ペネロピ(クリスティナ・リッチ)が、上流階級の男性との結婚をすれば呪いが解けると信じる母親の考えにより、マジックミラーになっている部屋に男性を招き入れて見合いを繰り返すが、彼女の鼻に悶絶して慌ただしく逃げ出される始末。今まで口封じに成功したのに最後の青年エドワード(サイモン・ウッズ)にまんまと逃げられた為、彼女の存在が曲がりなりも世に知られてしまう。
 しかし、誰にも相手にされない青年は因縁のある記者と手を組んで何とか写真を撮ろうと、落ちぶれた上流青年マックス(ジェームズ・マカヴォイ)を担ぎ出す。一家はこの若者の反応に手応えを得るが、【結婚】は拒否され、遂に娘は勇気を奮って町に出てみることにする。
こんなストーリーで始まる映画「ペネロピ」。ちょいと捻ったラブコメデイー。決して豚鼻を持った美女の悲劇などではありません。
結果、恋が成就して豚鼻は消えてなくなった。
私の場合は、むしろ豚鼻を気にしなかったのは弘子ちゃんだけだったということか。