山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

企業年金崩壊の序章・AIJやりたい放題。

我が国の年金賊即ち社保庁を始めとする年金運営機構に携わる面々のひた隠しにされてきた悪行とシステムの不備による幾多の幣害が明るみにされようとしている。というより、もう隠す手立てもなくなった状況と捉えるべき。
2000億の年金運用を任されて、現在80億程しか資産が残っていないと聞いて腰を抜かした関係者には誠に気の毒ながら、なんらチェックのしようも無く放置された状態でよくぞここまで隠しとうせたもんだと言うのが実際の感想だ。お任せ側にも責任の一端はあるぞ。当局はことが発覚した後もその実態調査に直ぐ様乗り出す様子も無く、さんざん判断に迷った後、やはり事件性が高いなどとぬかして、あろうことか家宅捜査の予告まで打つ親切さ。馬鹿じゃあなかろか。
厳しい条件が課せられた年金運用を企業のアマチュア担当が丸投げで信託・投資業者にほり任す。おまけにその橋渡しを社保庁のOBが取り仕切り、設立した運用会社の役員に天下ると言う腐りようだ。
かくしてこれが年金神話崩壊の前触れとなり、年金大崩壊が始まる予感。
定年後は潤沢な年金が支給され、年金有資格高齢者は生きてることが金儲けとばかりに夢うつつの後世を過ごしている。
孫・子の未来の財産を食い散らかしていることに気づきもしない。
しかし、そんな時代がこれまで30年は続いて来たんだ。
90を越えて亡くなった警部補さんでも年金のお陰で莫大な財産を遺し得た。
そんな時代が何時までも続く筈が無い。