山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

龍馬街道②佐田岬 2010・6・2

佐田岬からフェリーで佐賀関に渡り、いよいよ海舟・龍馬一行の足跡を辿ることになるんだけど、取りあえずは別府に一泊。


去年松山で食事をしたお店が「三崎漁師物語り」。なんとも不思議なネーミングに驚きながら、その食材の新鮮さと価格の安さだった。
どうやらお店は佐田岬の漁業組合が出店しており、新鮮と価格のお値打ちは直売以外の何物でもないわけだ。
その時から、佐田岬・三崎=岬=端=ハナとなって、売り物がハナアジにハナサバ。さてその岬とはどんなところかと気になっていた。
その後、地図を見て調べた結果、佐田岬の三崎港から九州・佐賀関港へフェリーも出ていることも。

そして今年、龍馬甲子園2010で龍馬の足跡を調べるうちに、勝海舟に同行して、長崎港に停泊する諸外国艦隊に長州攻撃停止の交渉に向かった旅の始まりが、大坂から船で上陸したのが佐賀関であったこと。
上陸の後、豊後街道をひたすら熊本を目指しての旅を如何たら両人がかなり楽しんでいたこと。そして龍馬にとって熊本・四時軒での横井小楠との面談。長崎での小曽根・グラバー等の海舟人脈との知遇など、その後の活躍に欠かせない出逢いを得た貴重な旅であったことを知った。
これは、何としてもこの龍馬街道を歩くわけにはいかないが、せめて車で辿ってみるべしとなりにけり。