大雪に見舞われた成人式ニュースのなかで、京都市の開催する思い出成人式が目に止まる。
37年ぶりとかで娘と並んでお父さんが気恥かしげに着席。京都市ではかって何らかの理由で、自身の成人式に出席できなかったお父さん・お母さんに呼びかけて、遅ればせの成人式参加を勧めているとか。
これはなかなかのもので、私自身にして、ちょうど２浪の真っ盛り。実は、成人式に出れない悔しさから、この１５日から勉強を始めたほろ苦い思いであり。
その当時でも、2浪は珍しくて、日々閉じこもり状態。見かねた母親が、成人記念に紺の背広を誂えてくれたっけ。
そのお父さんは交通事故に巻き込まれ、父母・兄を失って天涯孤独となった状態での欠席だったとか。
この凄まじさには及ばないが、この日を迎える度に、あのころの人生どん底観を思い出して、教訓としている今日この頃。
