山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

2.常に軽視される朝鮮問題

北朝鮮の恫喝外交も、核実験の成功・弾道弾の打ち上げ成功と裏付けが揃ってくると軽視できる限度を超えた。
まさに人質日本。北は同じ民族の南を攻める前に、必ず日本攻撃を先行させるのは自明。
この60年さんざん祖国分裂の悲劇を味わい、これ以上の分断には絶えられない。
半島の人間ならば、日本敗戦をもう6日早く決断さえしていれば、南北分割の憂き目には合わなかったのにと、決断できない日本への恨みは深い。
第二次世界大戦が終わり、独り勝ちとなった米国は、やはり気になる欧州の復興と、ソ連の台頭に気を取られて、極東の日本の行く末などお構いなし。
マッカーサー独裁に放り任せて、御蔭で奇妙にガラパゴス化する運命を荷わされた。
当時も今も、この東洋軽視は続いていて、北朝鮮の核よりも、イスラエルとイラン間の核の応酬問題の方がオバマの関心事項だ。
イスラエルは核を持っているとも、持っていないとも明示していないが、このままだと、突如イランに対し核先制攻撃する恐れが有るし、何より、イスラエルがイランに核攻撃される事態は決して有ってはならない。
かくして、シリア化学兵器使用疑惑と重なって、このホットスポットに火が付く危険性はかなり高まっている。しかし、日本のマスコミは、チンピラ芸人のスキャンダルは追いかけても、こんな重要事を伝えようとしない。
そしてある日、耳を疑う臨時ニュースが流れることになる。・・・北朝鮮38度線を突破。日本本土に弾道弾着弾すと。