山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

白毫寺・9尺ふじの誘い

大芦高原温泉・雲海で昼間からの入浴を堪能して帰宅。夕刊を広げてのけぞった。なんと氷上町市島の白毫寺が今が盛りとの記事が目に飛び込んできた。
やはり、岡山の和気と、氷上町ではかなりの季節のずれがあるということか。
いてもたってもおれず、弘子ちゃんに、明日は白毫寺へ行こうと提案。早速の快諾を得た。
翌日、現地に着いてみれば、175号線の連絡口から延々と車が数珠繋ぎ。
農道まがいの路面を埋め尽くしていた。
それでも、辛抱強く、弘子ちゃんの指示に従って、寺の門前・第一駐車場へ車を停めた。
以前来たはずが、その詳細を思い出すべくもなく、境内の奥にある藤棚目指してきょろきょろと歩む。
その眼前に現れたのは確かに今を盛りの9尺ふじの壮観だった。
その芳しい香りに包まれて、藤の房に頬ずり。これで納得の一時。
そして何と県人会青山医師夫妻にばったりと出会った。
おまけに河鹿の声まで。