山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

演奏会当日

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 当日のプログラムにそれぞれのバンドのプロフィールがあります。その演奏曲目もそれぞれの実力に合った、お客様を喜ばせるに足る、良い選曲だと感心させられる。大器晩成会は片岡学氏の指導を得て、この当時売り出し、伸び盛りでありました。明石メイトも啓三と港良一の両輪を得て立派に成長。我がボサリオも今考えると、伊藤隆文の最後の煌めきを見せたステージとなりました。
さて、肝心のお客の入りはと言うと、2階席を中・高生が占め、1400の席がほぼ埋まっておりました。
実況録音テープを聴き直しますと、私のMCの殆どが、中・高生に音楽することの楽しさを訴える内容に終始しております。生徒たちは先生方に引率されて来場したようです。まだIAZZのコンサートに中・高生が行くなんてといったレベルの世の中でしたから。高丘中は9;00に最終のバスがでるとか、ほんと長閑な時代でありました。後にこのコンサートを聴いたばかりに、ジャズトランぺッターになったというクレイジー広瀬が現れたときは、ほんと嬉しいような悲しいような心地がいたしました。