山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

オックスフォード、クライスト・チャーチ

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どこか行きたい所はと聞かれて、やはりオックスフォードと答えた。英語圏の大学では最古を誇り、ケンブリッジはオックスフォードから逃げ出した学者によって作られたもの。とくにクライスト・チャーチという固有名詞が頭に浮かんできた。
というわけで、翌日オックスフォード見物とあいなりました。
どちらを向いても外人ばかり(あたりまえです)。見るもの全てが珍しい。ウロウロキョロキョロして、何度弘子ちゃんに注意されたことか。小ぶりな地下鉄も楽しいし、路上駐車の車の向きがてんでばらばらなのも気に入った。
目指すオックスフォード大学は45のカレッジとプライベート・ホールが集まったものを言い、オックス(雄牛)フォード(歩いて渡れる浅瀬)という意味らしい。
建物の中心はチャーチ(教会)で、絶対神を持たない我々には、根本から違った世界で、すべて神の御許にから発する思考にはとてもついて行けない厳しさを感じる。
異教の徒、それも八百万の国からやってきた無神論者にも、祭壇の厳かさはひしひし感じられて、思わず頭を垂れ、手を合わす。
絶対神あるが故の、宗教戦争に明け暮れたブリテンの凄惨な歴史を多少知る者には、この厳かさのうらにある冷やかな掟の厳しさを感じずにはいられない。
築何百年の石の建物ではとても暮せそうにない。何事を始めるにも神のご加護を願うことから始まる。
それにしても英国式庭園の様式美の見事さは何なんだ。
どうしてこの国からビートルズが生まれたんだろう。
なんだか頭の中が混乱を来してきました。
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