山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

バートン オン ザ ウオーター

いったんロンドンに戻り翌日、バートン オン ザ ウオーターに出かけた。
白夜という言葉を聞いてはいたが、この時期まだその名残があって、夜の9時を過ぎてやっと日が暮れかけるといった塩梅。外人のパーテイーが日本でも9時過ぎ始まりだったことを思い出した。
外人さんが、夜っぴいて盛り上がり楽しむのを見て、日本人ミュウジシアンがどうして夜眠りもせず、そこまで騒ぐのか聞いたところ、あの世に行けばぐっすり眠れるからとの返事だったとか。
そんなことにさえ驚かされながら、コッツウォルズで一番人気のあるバートン オン ザ ウオーターを散策。
その名の通り、ウインドラッシュリバーの流れに沿った街の美しかったことったら。花も盛り。この街を訪れるのに、これ以上の季節はありません。
水辺の風景の美しい町はコッツウォルズのベニスと呼ばれているそうな。
残念ながら、その水辺の写真は取り損ねたようだが、街角のいたる所にフラワーポットがつるされ、我々を迎えてくれているような。
この頃になって初めて、のた打ち回った日本とやらから遠く離れて、命の洗濯をしているかのような気持ちになってきました。事実、30日の結婚式の日まで、それこそ雑念を忘れ去り、旅を楽しむ心の余裕さえ出てきました。二男が無理やりにでもロンドンへ出かけてこいと誘った訳がわかりました。一度生まれ変われとの願いからだったわけです。
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