山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

ルートビヒスブルグ宮殿

ヒースロー空港からシュツットガルト空港まで1時間15分とメモしている。シュツットガルトと言えば、ドイツの南西部に位置している、かなりドイツ内陸部の州都で、本当にそんな短時間で行けたものか不思議になって、両空港間の公式飛行時間を検索してみるが、なかなかたどり着けないえいます。
空港でレンタカーをピックアップ。せっかくだからベンツを借りようと申し込んでいたが、レンタカー屋の都合で
ベンツも一番小型しか用意できなかったとか。それで充分と思うが、二男はもっとゆったりしたベンツでなくて残念そう。シュツットガルトにはダイムラー・ポルシェ・ボッシュ等、超有名自動車メーカーの本社があり、ベンツ博物館とかポルシェ博物館があるそうな。
そんな街を通り抜け、かの有名なヒットラーの遺産であるアウトバーンを辿って近郊のルートビヒスブルグ宮殿見物を目指す。
17・18世紀の欧州の支配者が手本としていた建物は太陽王ルイ14世が築いたベルサイユ宮殿でしたが、
この地方の君主・公爵エーベルハルト・ルートビッヒもそれにもれず、1704-1733年にかけてこの宮殿を完成させたそうです。欧州最大級のバロック宮殿として戦災を免がれて保存されています。
この宮殿いこう、立ち寄ったどの城・宮殿も、その当時の庶民生活とは遥かかけ離れた荘厳華麗そのものの造りで、その当時の身分格差の如何に激しく厳しいものであったかを彷彿させられました。
庭園は一部英国式庭園に改装されていて、今日ではシンメトリーと豊かな花壇が混ざった庭園となっておりました。
宮殿見学のウエーテイングホールで待っている際、埼玉出身のフランス航空のスチュワーデスと話している際、私をはなから日本人と思わず、英語で話しかけてきたのには驚いた。・・・日本人とわかるとまたまた驚いていた。・・いったい何人と取り間違えたのだろうか。
宮殿内は肖像を主に絵画で飾られ、天井絵はキリスト礼賛の絵巻で埋め尽くされている。
荘重な玉座があり、この場から封建制絶対君主が人民に対し過酷な政令を発していたに違いない。
写真の女王様の玉座には、なんとお丸が取り付けてありました。
ヨーロッパに香水が発達したのも、このせいだったに違いありません。
そういえば、宮殿内にトイレらしきものは何処にも見当たりませ
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