山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

龍馬さんへの手紙①平成維新なる?

 龍馬様 昨日2009年8月30日は市民一票・無血革命なって政権交代との仕儀になりました。
あなたが無念の最期を遂げられてから実に140余年。この選挙結果が龍馬さんが成し遂げた大政奉還にあたるのか、江戸城明け渡しにあたるのか、今考えています。
明治維新とは名ばかりで、結果権力者が徳川から薩摩・長州に取って代わられてだけの騒動に終わりましたね。
その意味から龍馬さんに生きてこのザマをみて欲しくはありませんでした。
船中八策に込められた全てに議論を尽くす共和国を夢見ていたままで眠っておられることが、私にはせめてもの慰めであります。
現在自民・民主が所を変えて今後の政権がどう動いてゆくのか、注視しておりますが、はや、幕末維新と同様な私利私欲と権力欲が見え隠れする盲動を感じます。
これが、もしかして、ありうべき日本創生のラストチャンスかも知れないのに、もしこの機会を逃すようなことにでもなれば、今の政治家、万死に値するほどのことを自覚してるのかな。
さすが、民社の若手の中には、たぶん予想しなかった権力が転がり込んだことで、驚きと責任の重さに膝が震えるほどの重圧を感じている顔付の議員もいるようだが、事は今からですぞ。
構造改革・無駄撲滅・機会均等・公正公明の錦の御旗の下、立ちはだかり、身を守ろうとする高級官僚軍を掃討殲滅する意気込みでかからないと、維新の本懐を遂げたとは言えない。・・お分かりでしょうな。
それにしても、小沢氏は江戸無血開城を迫った西郷さんかな。大久保利通役は岡田氏、俄然注目を浴びている藤井裕久氏は由利公正。・・・どう見ても、龍馬さんと海舟の役を勤められる人物が見当たらない。