山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

親鸞の地・越中富山おわら三昧


 五木・親鸞が最終回を迎え、いよいよ越後の居多ヶ浜で難儀な旅を終えると同時に、私も恥ずかしや、サンダーバードとかで、楽々富山に向かいました。
富山という山々が連なるその果てに、400年前佐々成政が豊臣包囲網の圧迫に堪えかねて、家康に援軍を請うため冬の立山連邦を140人の家来とともに越えて帰った故事にあやかって、黒部アルペンルートの旅を堪能しようというツアーに参加。
宇奈月で一泊の後、かの有名なアルペンルートは一度は経験しておかないと話になりません。
時あたかも裕次郎黒部の太陽もTV初放映があったり、黒部第4ダムの観光放水も今が盛りだとか。
実はこのツアーに魅かれた目的がもう一つありました。
もう何年前のことかと備忘録を繰ってみるのに一向に記録が見つからないが、たしか金欠の中、無理して八尾おわら風の盆とかいうツアーで行ったことがあります。
山中温泉で宿をとり、夕刻からの八尾へおわら見物に出かけるというプランでしたが、生憎と夕方からザンザン降りの雨。名物の町流しはそうなると中止。駅前の臨時ステージでの踊りを垣間見ただけの、実に不完全燃焼もいいところだった。
そんな思い残しと、アルペン縦走がセットになった、ジパング倶楽部のツアー募集に思わず手を挙げておりました。
宇奈月温泉は2度目。前回は駅前の公衆温泉に浸かったたっけ。目的はトロッコ列車の方だったかな。
富山ー魚津JR,新魚津から宇奈月までは富山地方鉄道(通称地鉄)の各駅停車・ワンマン電車。
飛び乗って目に飛び込んできたのが、車内自動販売機。おもわずパチリ。
それと駅毎に運転手が改札もする。通学高校生とのやり取りが聞こえてくる。
「すいません今日定期忘れてきました。」
「そうか、次は忘れないようにな。」
「はい、すいません」 だって。まだ長閑な良き日本の風景を感じてホッコリ。
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