山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

2009.9.23 結願

 急遽60番横峰寺から150K余りをぶっ飛ばして、87番長尾寺、そして結願の寺、88番大窪寺へと向かった。
長尾寺から大窪寺への道は流石に、遍路で一番整備されていた。
おまけに、前山にはお遍路交流会館なるものが、道の駅前にあって、遍路の歴史を物語る資料がどっさり展示されていた。
これはむしろ、発心の寺あたりにあるべきと思うが、やはり、結願までいたるお遍路さんの割合がどの程度なのか分からないことから、最期の最後に置いたということなのかな。
63番吉祥寺では、大本徳森翁の200回結願の記念碑を拝見したが、大先達・中司茂兵衛翁は慶応2年から大正11年にかけて歩きで280回巡拝・結願されたという。
さて最多結願はと考えていると、お遍路交流館で見かけた納経帳。それぞれのお寺での朱印で一面真っ赤。
2回目からは四国00番という印を押してもらうだけ。それで一面真っ赤。なんと片上幸吉翁が308回結願された結果だそうな。
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