山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

淋しげなクリスマス

 昨日のイブは久しぶりに姫路・広畑の太閤寿司さんにお邪魔した。
ネタが良くて、シャリも好みで、仕事が丁寧。その上値段も誠にリーゾナブル。
ほろ酔いセットは、突き出し・お刺身・てんぷらに飲み物(ビール・お酒・焼酎等1本か一合)がついて1000円ポッキリ。半端ではありません。
この道40年の親父は、客を見る目も鋭く、こちらの狙いどうりの対応が帰ってくる。
昭和42年、入江商店に潜り込んでの勤務地がここ広畑だった。
高炉燃え盛り、冷延・電磁鋼板までの一貫工場として勢いがまだありました。
直前の山陽特殊鋼の破産・更生の影響もさほど感じられず、姫路駅前には入江御用達のルーキーとかの小料理屋もあり、そうサバずしで有名な黒田の親父も若かった。
いつもそんなことを思い出しながら、カウンターにぶら下がる。
といっても、現在食事指導を受けている身なれば、やはりカロリーが気になって、注文するのも控えめ。
一方弘子ちゃんは、久しぶりのお寿司とえエンジン全開で盛大にネタケースを漁ってござる。
姫路・中地のICから広畑までの道路には日本全国どこでも見られるお店が勢揃いだが、特に飲食店はさびしげなクリスマスの飾りつけはあるものの、店内人影まばらで、とてもいままでのイブの様子ではありません。
ところが太閤寿司のカウンターは入れ替わり立ち替わり客が絶えない。
といってもほとんどが常連さんで、この一年通ったくらいの我々は、やっと顔と名前を覚えてもらった程度。
まだまだ常連とは見てくれてなさそうだ。
特上にぎり(といっても10貫のせて2500円)はやめて、上チラシに変えたり、何時もならかぶりつくトロ鉄火500円も辛抱して、赤だしを注文。
今日の勘定は何時もにまして安かろうと思ったのが間違い。
弘子ちゃんのアワビの造りが応えたようで、前回とほぼ同額。おまけに領収書の宛名がサン立地だって。