山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

スミス・アンド・ウエッソン銃

 高杉晋作が龍馬さんに護身用として贈った拳銃と同じものが松山市で発見され、持ち主から高知県立坂本龍馬記念館に寄贈された。喜んだ記念館は早速それまでのレプリカと入れ替えて展示を開始した。
やっぱり本物は手ごたえが違うのうてなもんだ。森健志郎館長自ら早速新聞発表となった。
ところが、今日の新聞によると高知県警から銃刀法違反の疑いがあるとの理由で展示にストップがかけられた。
県警によると、博物館での展示を認める銃刀法4条は拳銃を対象から除外、但し同法3条で公務員が管理する場合に限り展示が赦されるそうな。
火縄銃と同じくらいの時代の銃の展示を取り上げて当局も何を無粋なことを言うのか。実際銃に殺傷能力が有るのか等と思い、少々調べてみると、之が充分人を殺せる代物らしい。
業界ではクラッシック拳銃の逸品というれているほどの拳銃と分かった。
確か高杉晋作が上海を視察した際に買ったものを、余りにも無防備な龍馬の身辺を気遣って与えたものと言われている。実際伏見寺田屋事件の際はこの拳銃をぶっ放して逃げ切り、一命を拾った。
その際どうやら捕り方の2-3人を殺傷した可能性がある。となれば立派な殺人犯・お尋ね者ということか。
それにしても、なにかと龍馬さん縁で賑やかなこと。
最近では横浜のお龍さんのお墓にお参りする人々がうんと増えちゅうそうな。
20100828-247717-1-L.jpg