山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

マスコミの平和ボケ・尖閣ー北方


張作霖爆殺を知らぬ存ぜぬと白を切った関東軍が、バレバレの状況でさぞバツの悪い思いをしたことだろうが、白を切られた国民の代弁者なるマスコミ・報道も翼賛してその無謀さと非をとなえなかった。結果、汝臣民はどんな目に遭わされたことか、忘却民族日本の国民の方々は忘れ去っている。
今、同じことが起っていると言って良い。と云っても、利害が対立する相手国が行った無謀な行為の証拠を確り手にしながら、遠慮か配慮か其れを公表せず、隠し続けて、情報管理のまずさから、漏れ出た出口の事ばかり言いつのる、全く真逆の行いとして。
今、中国が尖閣に兵を送ればこの日本は一体どう対応するのか。九州方面の自衛隊に臨戦手前の警戒態勢が取られているとの報道は一切耳にしない。
多分中国はこの尖閣を何とか手に入れたいと今後も無理難題を突き付けて来る。
だって、明々白々の記録さえ公表しようとしない日本のこの甘さに付け込まない手はありません。
そして、マスコミが同じ調子で北方領土の問題を取り上げているが、これもかなり焦点がボケまくり。
ようするに、膨張国家戦力上、尖閣諸島の確保と、北方領土不法占拠は、中国・ロシアの海軍の安全航路として絶対確保の必要があってのこと。
なにも豊富な海産物が欲しくて拘っているいる訳ではありません。
帝政ロシアバルチック艦隊をはるばるこの東洋に派遣したのも不凍港確保の戦略目的があってのことだった。
近年初めて海軍を拡充させ、空母まで保持するに至った中国が、台湾海峡津軽海峡など封鎖される可能性のある中、東シナ海の池の中で動きを封殺されないためにも、尖閣の海域確保は国家の命運を握る最優先戦略であることは自明。なぜこの事を取り上げないのか。
自虐民族の日本は中曽根元総理の、日本は米国の不沈空母との発言にも、実際あまりにも的を射ている事もあってか、反応を示さなかった。トホホ・・・トホホ・・・