山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

1974年夏合宿(於竜王)OBノート

1974年夏合宿のOBノートを吉田前会長から預かった。今吉田前会長に監督時代と会長時代の回顧録をお願いしているが、今度は吉田前会長から特に監督時代のOB連中にその回顧録を補足する要望が通達され、話しは一気に広がりその頃の有志が大阪に参集して回顧座談会を開く段取りにまで発展した。
その段取りのメールが逐一私の所にもCCで送られてくる。そのことごとくに目をとうしながらの感想は実に羨ましいの一言に尽きる。まさにキーマン吉田を中心に共にグランドで汗を流した以上の絆が見てとれる。その輪は強固で、とても我々が潜り込める余地は無い。
特にその事を痛感したのは、預かった合宿OBノートを見た時だ。
合宿の全日にOBが張りつき、合宿での目標から、チーム状況、改善点、戦術、個人の分析に到るまで、一冊のノートにギッシリ書き込まれている。
主将は鈴木義久君。詰めかけたOBは吉田・矢頭・島尻・小笠原・中田特に武山に至っては後半の丸4日頑張っている。
この絆が有ってこそ、今に繋がる連帯感がもたらされていることを知らされる。
戦績で言えば前々年の嶽元主将時の2部3位がピークでこの年も2部6位に終わるのだけど、これ程現役・OBが濃厚に関わり合っていたことに今更ながら驚く。