山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

明石のJAZZ・語り部とならん


先般より、明石TACOTACO・JAZZの主催者・薮内良治君から、フライヤーの2011JAZZFESTIVALのプログラムのうち、「ときのまちの小さな音楽会」と題して明石市が招待するロイヤル・フラッシュ・バンド公演の前説として
明石のJAZZを語れとの依頼が有った。9月23日も近づき、今日播淡汽船乗り場横のライブハウス・メインストリームで打ち合わせとなった。
明石のJAZZを語れということは、去年惜しくも亡くなった名トランぺッター・伊藤隆文の事を語れということで、それならMusic Inn BOSSA・RIOで共に楽しんだJAZZシーンを語ればいいことで、依頼のメールを受けてすぐ、OKの返事は済ませてある。
実質15年に渡り、ターヤン(伊藤隆文)の人脈を通じて、JAZZ未開の地・明石に驚くようなBIGNAMEが来演し、様々なJAZZシーンを繰り広げた。そのことはあまり知られていないが、ここまでJAZZが盛んになった今、改めて語り伝える意味が有ると考えた。時代を担う好漢・名トランペッター薮内良治君とターヤンとは、同じ町内に住んでいるにもかかわらず、ターヤン生前には数回顔を合わせたに過ぎない。今日、30年前のルイ・マスターピースのCDを聞いて初めて、ターヤンを慕うフアンの気持ちが分かったと言ってくれた。打ち合わせ場所のメイン・ストリームもご機嫌なライブハウスで、プロ並みから、ど素人まで入り混じってのセッション。このカオスからきっと美しい睡蓮が咲く予感。
 
1974.5.18 第9回全日本デキシーランドジャズフェステイバル(神戸そごう屋上)でルイ・マスターピース初演