山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

全日本吹奏楽連盟70年史入手

遅まきながら平成20年11月1日発行の全日本吹奏楽連盟70年史を入手。2008年といえば3年前。普門館での全日本吹奏楽コンクールは第54回。そして今年は第59回が10月23日開催される。
残念ながら今年は中学・高校とも兵庫勢の姿はなかった。ラストチャンスと思われる伊川谷北高校の松井隆司さんも関西コンクール金賞で普門館へは行けなかった。
それにしてもこの吹奏楽の隆盛ぶりは目を見張るものがある。伝統校が指定席のように入賞を誇っていた時代から、若手の瑞々しい才能が日本の各所で花開き、強豪校の地図を一変している。

70年史を見てみると、我が明石高校OB吹奏楽団が全日本で短期間のうちに5回の優勝を飾ったのは第5回(昭和32年・両国体育館)から、第14回(昭和41年仙台)までで、私と弘子ちゃんは幸運にも優勝したすべてに参加した。
改めて、私たちが活動した頃の、この70年と言う年月での意味合いから、今後を考えるうえでも貴重な記録全集となっている。
3冊購入したうち、一冊は恩師・故有永正人先生宅へ、もう一冊は今だご健在で、一日一回は行進曲「若き日の歓び」のテープを聞きながら、タクトを振っておられる指揮者・呉幸五郎先輩に贈ることにします。