山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

親父のカメラワーク発見

さんざん苦労してスキャンしたオヤジのフイルムブック。何気なく昭和16年前後の家族の写真ばかりが並んでいる中で、私の乳母車姿や、よちよち歩きの様子などもあった最後の3枚がみように気になって見直した。
姉弟がその当時としては珍しくポーズをとっての3枚。結構様になっている。・・・なかなかのセンス。
たぶん須崎の次兄の子供たち2人と思い、姉の娘にFBで問い合わせた。
やはり思ったとうり夏休みに明石に遊びに来て姉弟で撮ってもらった思い出の写真だとの返事。
弟の醇君という名前も今まで敦志とばかり思っていたのとは違っていた。
それなら、昭和16年生まれの私が醇兄さんに寄り添って移した写真では、彼はずっと大人びていた。
とすれば、その前の昭和14年ころの写真ということになる。
  
残念ながら彼醇君はこの後、病を得て早逝。お前を可愛がってくれた本当にいい子だったと親父もお袋も話してくれた。

もう一人、母の妹、和子さんも可愛がってくれた。彼女はそれはそれは美人で、親父によく懐いていたとか。終戦後、結核で亡くなった。
ぼんやりと写った写真を見て、何故か涙があふれてきた。