山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

金正恩を笑えるか

我が家族(国民)を人質に家に立てこもって、出刃包丁を振り回している金正恩が、700億円やらをつぎ込んでミサイル発射の大デモンストレーションに及んだ。
今までにないことに、これ見よがしに打ち上げ現場を公開。わんさか各国記者たちが詰めかけて、打ち上げの瞬間を大スクリーンに映し出す準備まで完了という大サービス。
しかし、本当に飛ばすつもりが有ったかどうか。整備に余念のない作業員の姿が写るが、ミサイル本体は薄汚れ、制御翼の取り付けもグイチが見えて不揃い。おまけに何やら本体に腕を突っ込んでバルブを閉めているような。
本当にこれで飛ぶんですかと思わず画面に突っ込んだ。
今か今かとまつうちに、事はあっけなく終わった。
田中直紀が必死の形相で何らかの飛翔体が発射された模様と報告。それって、ミサイルに決まっているだろうが。
やはり予感が的中してかのミサイルは1分ほど飛んで、爆発四散。韓国と米国は瞬時・同期にこの有様を把握していたが我がおとぼけ日本は40分経っても確実な報告さえ出来なかった。
これがただの空ミサイルだったから良かったものの、空と言い条実弾をかまして弱腰日本にぶっ飛ばすことだってあり得ます。となれば、今回の日本のインテリジェンス・防空は何の役にも立つはずもない。
この不始末をどうしてくれるんだ。国民は失敗に終わった金正恩を笑って済ましているが、ほんとにそれで良いのかな。
Jアラートはさっぱり役立たず、たぶんとんでもない巨費を投じたこのガラクタどうしてくれるんでしょうか。
PC3とか、イージシとか、今回の騒動に要したから騒ぎ費用がどれ程のモノになっていることか。想像するだに恐ろしい。
この国の政府はある意味大震災とか北朝鮮ミサイル騒動とか、うまく立ち回れば政権の立ち直しも出来た対応の悉くを自ら取り逃す最悪手を打ち続ける。
我々の辛抱もそろそろ限界。そんな我々がさて金正恩を笑えるのか。笑っていて良いんですか。